ニューヨーク:法輪功修煉者は中国大使館前で五輪前の迫害強化に抗議(写真)
(明慧日本)2008年7月30日午後6時、法輪功修煉者はニューヨークの中国大使館前で抗議を行い、中国共産党がオリンピックを口実に、法輪功の迫害を強化させたことを厳しく非難した。
ニューヨークの法輪大法学会代表の宋雲氏は集会で、中国共産党がオリンピックを口実に、法輪功の迫害を激化させている。不完全な統計によると、昨年末から2008年6月30日まで、中国共産党が不法に法輪功修煉者を連行したことに対する訴訟の実例は8037件もあり、法輪功修煉者が迫害され不具になり、死に至る悪質な事件が相次いで起きている。宋雲氏は国際社会の各国の政治要員が、この地球上最も深刻な人権災難に関心を持ち、善悪をはっきりとさせ、利益の前に道義と良知を忘れないように呼びかけた。
迫害体験者 邪悪を暴露
法輪功修煉者・張双穎さんら多数の法輪功修煉者は集会で、自らあるいは家族が中国共産党に迫害された経歴を述べた。
ニューヨーククイーンズ地区の住民である張双穎さんの両親・張興武さんと劉品傑さんは、済南の自宅にいたところを警官に不法に連行された。張双穎さんは集会で、「私の両親は67歳の老人で、彼らは現地でよく人を助けることで名が知れている良い人ですが、7月16日に警察官に不法に連行された上、家のすべての現金を奪われました。母親はどうして連行するのかと聞いたところ、警察官はおまえたちが法輪功をやっているだけで充分だと答えました。留置所にいる母は恐れて突然脳卒中になりました。それでもなお24時間拘留され続け、家族が1万元を支払ってやっと家に戻されました。実は1999年以来、両親は自由な日々を送ったことがなく、2001年から3年の間、彼らは不法に労働教養を受け、期間中に連続12日間も睡眠を剥奪され、強烈な洗脳を受けました。しかし、これらは私の父親を変えることはできませんでした。それは人の肉体を粉砕することができても、人の思想を変えることはできず、『真・善・忍』を粉砕することがはできないからです」と陳述した。
張双穎さんは進んで、「私は地元の議員、ブッシュ大統領、およびすべての友人と正義の人士に対して、私の両親を救援し、中国共産党の法輪功迫害を制止するよう助けを求めます。中国共産党は最大の邪悪で、世界の平和にとって最大な脅しです」と語った。彼女は、皆で中国共産党の邪悪さを暴露し、中国共産党の暴行を制止することこそ最大の善行であると呼びかけた。
張亦潔さんは元中国商務部の役員であったが、法輪功を修煉しているがために公職を失い、前後7回も不法に連行され、2001年に2年3ヶ月の労働教養を強いられた。労働教養所の中で受けた迫害を言いだすと、彼女は思わず涙がぼろぼろと流れた。彼女は、「私は18昼夜睡眠を許されない苦難を経験したことがあります。今あのような苦痛を思い出したくもなく、言葉で表現することもできません。不法に労働教養を受けた2年あまりの間に、私は他の人と話しをすることが許されず、出て来る時は非常に意識が朦朧としていました」と語った。
張亦潔さんはアメリカに渡って来たとき、ただ一つの考えだけを持った。それは、正義が認められるまで全世界に中国共産党の邪悪を暴きだそう、ということである
中国共産党は正義の審判に直面している
法輪功迫害追跡調査国際組織の代表・オウ志遠さんは集会で、「9年間の血生臭い迫害の中、中国共産党が法輪功修煉者に犯した罪はあげきれず、正義の審判は目の前に迫っている。中国共産党はオリンピックに際し、法輪功修煉者に対する新たな弾圧を行い、中国共産党がスパイ組織を扇動してしファラッシングで法輪功修煉者に暴行するなど、すべて中国共産党の瀕死の前のもがきであり、いっそう世間の人に中国共産党の邪悪な面構えをはっきり見せた。中国共産党にどのように苦しめられても、『秋が過ぎてからのバッタで、長く続くことはありません』。中国共産党が公開の法廷で審理される日は急速に到来するに違いありません」と語った。
中国共産党を解体し 迫害を終焉させる
「脱党支援サービスセンター」代表・高大維博士は集会で、中国共産党は中国人民の災難の源で、中国共産党を解体することによって迫害を徹底的に終結することができるとした。『九評共産党』を広く伝え、「三退(党、団、隊から脱退)」を促すことが、中国共産党を解体し、中国共産党による各階層の迫害を終結させる、平和で理性的な唯一の方法である、と述べた。
高大維博士は、中国共産党に対してまた幻想を持っており、中国共産党がオリンピックの主催を通じて良くなることができると期待する西洋の政治要員と中国共産党の党幹部たちに、「中国は決して中国共産党に等しくない」と警告した。
最後に、 高大維博士は「脱党支援サービスセンター」の電話番号を読み上げ、中国大使館内の職員が早く三退(党、団、隊から脱退)で自らの将来を選択することを呼びかけた。
2008年8月3日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/31/183171.html)
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