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北京市朝陽区の法輪功修煉者に対する迫害の状況


文/北京大法弟子

(明慧日本)オリンピック開催を間近に控え、北京市内の至るところが監視下に置かれている様相である。北京市朝陽区は重点地域とされ、610弁公室と派出所は、常にマークしている法輪功修煉者に対して、尾行、監視し、甚だしい場合は軟禁している。地元の修煉者は外出することが許されず、全て監視下に置かれ、中には家財を没収され、不法に逮捕された修煉者もいる。

 潘家園派出所と610弁公室の警官・張斌は、法輪功修煉者を転向させるため、火のついた煙草の先端を女性の修煉者の乳首に押しつけ火傷させた。2008年4月、警官らは管轄地域内の修煉者に対して、大規模な逮捕を行おうとしたが未遂に終わった。また、複数の修煉者の家財が没収され、強制的に思想改造施設に拘禁され、家族も恐喝されている。

 朝陽区在住の法輪功修煉者・郎風仙さん(60歳)は、何度も私生活を妨害され、身柄を拘束されたことがある。2008年1月から5月にかけて三度も拘束され、さらに郎風仙さんは2008年6月中旬に迫害により殺された。

 元精華大学博士課程卒業の兪平さんと妻・趙玉敏さんは朝陽区周家井に住んでいた。2008年4月19日午後4時頃、夫婦の家に突然7人の警官が侵入、2人を連行し、家財を差し押さえた。兪平さん夫婦と一緒に、有郭麗さん、金玉蘭さん、趙京敏さん、趙玉敏さんの母親・秦さんなどの修煉者も不法に連行された。兪平さん夫婦はそれぞれ2年6カ月の労働教養処分を言い渡された。

 朝陽区の法輪功修煉者・馬秀雲さんは2008年5月23日、太陽宮派出所、朝陽分局支局の警官に家財を没収され、さらに6月19日、2年半の労働教養処分を言い渡された。馬さんはこれまでに不法に2回労働教養処分を受けたことがあり、今回は湖北省女子労働教養所に拘禁され、拷問を受ける恐れがある。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年8月4日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/31/183122.html