日本明慧
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世界華人武術コンテスト、アジア太平洋予選・台北大会が閉幕(写真) (明慧日本) (記者周容、沈容) 新唐人テレビ局が主催する「2008年全世界華人武術コンテスト」のアジア太平洋地区の予選が、8月2日台北にて首尾よく閉幕した。今回の中華伝統の武術の精神を高揚する大会は各宗派39団体、300名近くの選手が参加した。激烈な予選を突破した80名の選手が、今年9月28日にアメリカ・ニューヨークで行なわれる決勝戦の出場権を手にした。
「中国の伝統武術コンテストを通じて、我々は伝統武術の精華を継承し、互いに交流し合い、中華の神伝文化を高揚することができました。本大会は、武術の技法と武徳(編集者:武術に重んじられる品格)の向上を目的としております」 中華文武道徳の伝統理念の表現という趣旨の国際コンテストは台湾各界から注目を浴びた。国民党主席・呉伯雄氏、交通部長・毛治国氏、大陸委員会主任・頼幸媛女史を含む多数の政界要人と企業からは、祝賀の花篭および掛軸などが贈られた。
各宗派の継承者 絶技を表現 新唐人テレビ局が提供する武術交流の場が認められて、この「全世界華人武術コンテスト」が中国の伝統武術と武徳を高揚し、さらに代々伝わっていくことはとても重要だと評価している。今回、十数名の各宗派の継承者が自らの弟子を参加させた他、さらに同ステージでも自らの武術の精髄と絶技を披露し、満場の喝采を得た。 今大会は武術を通じ、伝統武術を大結集することができた。同時に各宗派の継承者と弟子の参加を引き付け、一段と今大会を盛り上げた。伝統武術の中で各宗派が共通に重んじていることは「心、体、技」である。すなわち、まず心を修め、身体を鍛え、最後に技法を学ぶこと。つまり伝統武術の精髄は、いわゆる現代的表現や互いに対抗するような特徴とは違っており、伝統武術とは心身共に修煉し、心性と武徳共に重んじて、中に攻防の意識を入れ込むことなのである。 中華武術の内包は広大にして奥深い 今大会の主任委員・李有甫氏は次のように表明した。「中華武術の起源は古代中華の伝統文化から発しており、その内包はとても豊富です。主なものは道家の思想から発展してきています。道徳修養、芸術技法、健康養生、自衛と暴力制止を重んじて、さらに修煉の部分もあります。特に武徳は取り分け重要なのです」 さらに同氏は、太極拳、八卦拳、形意拳、査拳、長拳、南拳、鶴拳などを挙げて次のように説明した。「歴史上、これらの発明者はすべて道徳修養の高い、技法の優れた者です。彼らはある日突然、歴史上の大覚者のように一部の事を悟り、発明したのです。ですから伝統武術は中華民族の神伝文化の一部と言えるのです」 引き続き、李有甫氏はこう語った。「武術にはもう一つの内包があります。芸術の面では中国の舞踊や各種芸術、音楽、書道など、すべて歴史との深い関係があるのです。たとえば古代では武術は音楽の伴奏を要し、武者は剣を持って踊りながら詩を吟じていました。中にこの内包がありますので、武術はこの方面の内包をも包み込んでいるわけです」 2008年8月5日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/4/183430.html) |
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