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新唐人は中国大陸への放送を再開するようユーテルサット社に要求

(明慧日本)2008年8月5日、新唐人テレビ局(NTD)は声明を発表し、ユーテルサット社が放置している中継器を使用し新唐人の放送を再開するよう督促した。

 国境なき記者団(Reporters Without Borders)の調査報告によると、ユーテルサット会長のギリアノ・ベレタ(Giuliano Berretta)氏は中共政権の機嫌を取るために新唐人の衛星放送を中断した。しかし、ユーテルサット社はずっと所謂「技術問題」といった口実を持ってごまかし真実を隠している。アジア向けの放送には新唐人の信号放送を再開する空きの中継器がないと外界にかたく表明している。

 2008年7月31日、米放送理事会(BBG,Broadcasting Board of Governors)がユーテルサットとの使用契約を取り消し、ボイス・オブ・アメリカ(Voice of America, VOA)と自由アジア放送(Radio Free Asia、RFA)をユーテルサットのW5衛星から取り下げた。新唐人はこの決定に残念な意を示し、同時にユーテルサット社にこの空きの中継器で新唐人の衛星放送を再開するよう督促の声明文を発表した。

 ユーテルサット社は10月31日に新唐人との契約を中止しようとする狙いにかんがみ、新唐人はすべての民主国家の政府や正義のある人々が直ちに行動を起こし、如何なる方法で各国のマスコミ、政治要人及びユーテルサット社における上層部の管理者と連絡を取り、会長ギリアノ・ベレタ氏の誤った決定を挽回するよう呼びかけた。

 新唐人の声明文:

 ユーテルサット社は直ちに新唐人の中国大陸向けの放送を再開しなければならない

 2008年7月31日、米放送理事会(BBG,Broadcasting Board of Governors)がユーテルサットとの使用契約を中止し、ボイス・オブ・アメリカ(Voice of America, VOA)と自由アジア放送(Radio Free Asia、RFA)をユーテルサットのW5衛星から取り下げました。我々はこの決定に残念に思う同時に、この空きの中継器を使用して直ちに新唐人の信号放送を再開するようユーテルサット社に促しました。

 国境なき記者団の調査報告書によるとユーテルサット会長のギリアノ・ベレタ(Giuliano Berretta)氏が中共政権の機嫌を取るために新唐人の衛星放送を中断したものの、ユーテルサット社はずっと所謂「技術問題」といった口実を持ってごまかして真実を隠しています。しかし、米放送理事会によるW5衛星から撤退に伴い、ユーテルサット社は口実を失い、しかも契約に従って強制的な法律義務を果し、直ちに新唐人の放送を空きの中継器に置かなければなりません。

 当今ユーテルサット社は新唐人に2008年10月31日に新唐人との契約を解消すると知らせましたが、これはユーテルサット社が2008年7月25日に発表した新唐人に対する非差別の声明に違反しました。我々はユーテルサット社が該会社の憲章に規定されている非差別、機会平等とメディアの多様性への尊重といった原則を着実に履行し、中共政権による統治下に中国大陸の民衆に唯一の真実な情報を伝えるテレビ窓口を保留するよう呼びかけます。

 北京に赴いたオリンピックを報道する2万人の記者らが中共政権によるインターネット封鎖を体験しました。間もなく国際社会も中共政権による情報封鎖の行為を厳しく批判非難していくでしょう。こんな時、国際社会による自由への重責と新唐人によるメディアの自由を守る価値がさらに浮き彫りにされてくるのでしょう。

 ユーテルサット社は10月31日に新唐人との契約を中止しようとする狙いにかんがみ、我々はすべての民主国家の政府や正義のある人々が直ちに行動を起こし、如何なる方法で各国のマスコミ、政治要人及びユーテルサット社における上層部の管理者と連絡を取り、会長ギリアノ・ベレタ氏の誤った決定を撤回するよう呼びかけます。貴方たちの行動は中国大陸向けの唯一の自由衛星の窓口が永久に開かれるかどうかにかかっています。中国がやっと自由の社会になる時、14億人の中国人が貴方たちの今日の努力に感謝するでしょう。

 新唐人テレビ局

 2008年8月5日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/6/183496.html