北京の警官、不法に集会したとして4人の年配者の身柄を拘束
(明慧日本)北京市朝陽区呼家楼北街五号楼四門401号室に住む法輪功修煉者の張さんは、7月29日午後5時ごろ、突然泥棒のような乱暴さで侵入してきた人たちを発見した。それは、地方警察官らだった。室内に入るやいなや、罵ったり家宅捜索を行なったりした。これらは、北京市朝陽区公安支局や国保大隊の警官らだった。また、610弁公室の警官も含め、合計数十人が張さんの家に侵入した。
ちょうどその時、テキ淑田さん(61歳女性)、韓明さん(62歳女性)、周麗燕さん(55歳女性)の3人の法輪功修煉者が、張さんの家を訪れていた。警官らは、不法に集会したとして、法輪功修煉者たちの身柄を拘束した。3人の年配者たちも、同じく朝陽区に在住し、張さんの隣人で友人だった。年配者たちが友人の家に集まることが、不法に集会したことになるのだろうか。何の法に触れたというのだろうか。
張さんは肥満のため、あまり動けない。夫の曹さんは、何度も思想改造施設に拘禁され、迫害を受けた。転向に応じなかったため、曹さんは一時、3年間の実刑判決を言い渡されそうになった。しかし、曹さんは当時、迫害のために嘔吐し、めまいなどの症状があったため釈放され、帰宅した。その後も、長らく警官らにより私生活を侵害され、監視されていた。
この3人の年配者たちは、隣人かつ友人の張さんのため、代わりに買い物をしたり、家事を手伝ったりしていた。張さんの息子は、出稼ぎのため家にいない。3人の年配が張さんの家にやって来たために、不法に集会したとして逮捕された。今となっても3人の行方は分かっておらず、家族が面会を求めても拒絶されている。
今回、不法に身柄を拘束された3人の法輪功修煉者は、いずれも真善忍の信念を守り、他人を助ける良い人として知られていた。張さんの息子がいない時、3人は交代で家事や買い物を手伝っていた。これは本来、賞賛されるべき行為だが、中国共産党はオリンピックを安定させるため、不法に集会したという理不尽な罪名のもと、迫害が強行された。張さんと3人の年配者が、無事に家に戻り、平穏な生活に戻れるよう望んでいる。
2008年8月9日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/3/183323.html)
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