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エジンバラ国際芸術祭の大パレードに法輪功出演(写真)

(明慧日本)年に一度のエジンバラ国際芸術祭は、このスコットランドにおける歴史的名城の最も盛大な行事で、イギリス本土および世界各地からの大勢の観光客を惹きつけた。2008年度の芸術祭は8月3日の大パレードで幕を開けた。この行事に7年連続で参加した法輪功の陣列は再び大パレードの焦点となった。



多彩な法輪功陣列はエジンバラ国際芸術祭で大人気

 主催者側の紹介によると、芸術祭に参加した世界各地の団体数は80を超え、参加人員は合計3千人以上となり、15万人の観客が集まる見込みだという。

 イギリスの法輪功修煉者は連続して7年、エジンバラ国際芸術祭の大パレードに参加した。これより前、中国共産党駐エジンバラ領事館は主催者側に圧力を加え、法輪功修煉者の大パレード出演を妨害しようとしたが、結局もう1回むだ骨を折った始末だ。主催者側はいつものように法輪功の団体に歓迎の意を示し、そして法輪功修煉者が大パレードのためにさらに見せる色彩を増やすことを期待した。

 今年、イギリスの法輪功のパレード陣列は三つのグループから構成された。陣列の先頭部は「真・善・忍」の大文字、それから中国語と英語で書かれた「法輪大法」と「法輪大法が世界80カ国に伝わる」の横断幕、その後ろは数十名の西洋の修煉者からなる“腰鼓隊”である。修煉者たちは元気を奮い起こし、一頻り続く太鼓の響きは『大法賛』の悠揚な楽音を伴って、大通りの両側で待つ何重にも取り囲んだ観衆に届いた。

 腰鼓隊の後ろはめでたいことを現す法輪功の花車である。瑞雲と色とりどりの蓮花を飾り、その真ん中には精緻なピンク色の大型の蓮花。3人の西洋の法輪功修煉者は大型の蓮花の中央に立ち、法輪功の功法を披露。修煉者たちのめでたい表情、緩やかな功法の動作は、深く観衆を惹き付け、夢中になって、カメラやビデオで撮影する人も多かった。

 花車の後ろは唐の女官の服と装飾具を身につけた10数人の女性修煉者の陣列。彼女たちは同じ大法弟子の創った『万古天門開』という美しいメロディーの中で軽やかに舞った。おおらかな華服、荘重で上品な舞い姿に、観衆はひとしきり拍手を送った。最後に美しい錦織の『仏光普照』『礼義圓明』の旗と、異なる色の法輪旗数枚が続いた。

 中国観衆:とても良くて 気勢がある

 沿道で多くの華人は、「法輪功の隊列は、すごい」と賛嘆した。

 中国大陸からきた一人の中年婦人は、ここで、国内では見ることのできないものを見た。国内で厳しく制御されるような情報と言論を聞いてきた彼女は感無量の様子で、「 情報(量)はとても大きくて、とても揺り動かされました 」と記者に語った。

 福建から来た一人の50歳代の女性は、法輪功のパレードを見たのははじめてだという。記者が印象を尋ねると、彼女は喜んで、「とても良くて、気勢がある」と語った。彼女の連れの中国のお嬢さんは、法輪功の陣列が好きですと愉快に笑って言った。

 西洋人観衆:とても美しく 印象深い

 沿道で多くの西洋人観衆は、法輪功の陣列の美しさや舞踊の動作の優美さ等を賛美した。エジンバラ近郊に住んでいる一人の女性は記者に、「法輪功の陣列はとても美しくて、色彩は豊かです」「私は法輪功を知っています。中国で生体から臓器を摘出すること(中国共産党が法輪功修煉者の臓器を生体から摘出して売買することを指す)を聞いたことがあって、本当にすごく悪いですね。そのようなことの発生を我慢できません、人道的でなさすぎます」と述べた。

 エジンバラに住むボラードという女性は、パレードが終わって、 花車を積み降ろししている法輪功修煉者に出会うと、積極的に話しかけた。彼女は、「法輪功の陣列は人に印象深く残ります (very impressive) 、とても美しく、花車の上で功法を展示する修煉者もとても良かった」という。彼女はまた、インターネットで法輪功修煉者が中国共産党に迫害されたことを見て、本当によくないと感じました。彼女は進んで、「私はあなたたちの訴えることと、あなたたちの努力をすべて支持します。あなたたちは信仰の自由があるべきで、迫害を受けるべきではありません」と語った。

 苦労を惜しまない法輪功修煉者

 今回の芸術祭大パレードに参加したのはイギリスの修煉者だけでなく、アイルランドの修煉者10数人も加わった。記者はその中の一人---ダブリンからきた葉さん--を取材した。好奇心を持ちながら記者は葉さんに、「どうして苦労を惜しまずはるばるやって来て大パレードに参加するのですか」と尋ねると、葉さんは記者に自分の人生の中のストーリーを語り始めた。

 もともと、葉さんは法輪功を修練する前、かつて事故で後頭部をけがしたため、一時期苦痛から人生のどん底を経験したことがある。けがによってもたらされた弊害は、再発する度に目がくらみ、嘔吐し、建物が崩れ落ちて来るような感じがした。更に困るのは再発が頻繁で、正常に出勤できないことが繰り返えされた。医者もどうすることもできなかった。体全体が崩れ落ちてしまい、ますますやせる一方だった。葉さんは、その時、自分はまだこんなに若いのにこれからの人生をどうやって過ごすのかと思うと、心の中はとても苦しかったという。2002年頃、葉さんはアイルランドの街頭で現地の法輪功修煉者が法を広め、真相を伝える活動に出会った。こうして彼女は法輪功を知るようになった。間もなく、彼女は法輪功を煉り始めた。「法輪功を修練してから、私の体は良くなって、けがの後遺症が再発することもありませんでした」。葉さんは、「その上、私は法輪功の修煉者と接する中で、彼らの特別な良さを感じます。彼らが人を助ける時、個人の目的はなく、更に見返りを求めません」と語った。

 アイルランドの修煉者は何回かの救援活動を発起して、「真・善・忍」の信奉を放棄しないがために中国共産党に不法に拘禁され迫害されている親戚友人を救援している。葉さんも中国で発生した更に多くの迫害の事実とその残虐さを理解した。彼女は迫害を早急に終わらせるように、自分の力を尽くしたいと思っている。「他の修煉者と同じように、私は資料作り、交通費、宿泊費等の支出はすべて自分の貯金でまかなって真相を伝えることに参加し、自分の一人としての力を尽くしています」彼女は、「エジンバラ国際芸術祭は観光客が多くて、私はこの機会を利用して、人々に法輪大法のすばらしさを現すことを望み、中国で発生している迫害を制止することをも呼びかけたい、だからこの大パレードに参加しに来たのです。私は更に多くの人が法輪大法のすばらしさ、中国で発生している迫害の真相、そして中国共産党の本質を理解することを願っています。正義を選択する人々にはすばらしい未来が待っているに違いありません」と述べた。

 2008年8月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/5/183456.html