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ユーテルサット社前で新唐人テレビ放送を中国人民に返せと呼びかける(写真)

(明慧日本)(フランス大法弟子)2008年8月6日、新唐人テレビ局代表と社会各界の支持者たちがパリ市の第十五区にあるユーテルサット社前で記者会見を行い、ユーテルサット社に対して直ちに新唐人の中国本土へのテレビ放送を回復するように強く呼び掛けた。  


社会各界の人々がユーテルサット社前で記者会見を行い、新唐人のテレビ放送の中国本土への中継を回復するように呼びかける

 新唐人は全世界の中国系向けのニュース、様々な情報を含めた中華伝統文化の広がりを放送の業務とした独自の中国語テレビメディアである。しかし、今年の6月16日からユーテルサット社は契約があるにもかかわらず一方的に契約を破り、新唐人テレビ局の中国とアジア向けの信号を中断した。国境なき記者団(RSF)の調査によると、ユーテルサット社が言っている所謂『技術故障』とは実はユーテルサット社の理事長兼総裁のBerretta氏が行った「中共から莫大な利益を得るための不当な取引であり、中共との政治的な取引と陰謀の決断である」ことが徐々にはっきりとしてきた。  

 記者会見では、新唐人テレビ局副総裁の王紹九さんが「オリンピックは世界が注目する一つの焦点である。こんな時にユーテルサット社が新唐人のテレビの中継を中断したことに世界の人々が立ち上がってこのことに注目している。今日の記者会見はその一例でもある。大勢の人々はこのことに注目をしている。ここは自由の世界です。人民の声はそれなりの効果を果たせます。フランス社会の各界の人々はこのことに関心を寄せて我々の力になり、ユーテルサット社に圧力をかけて、直ちに新唐人のW5衛生に搭載している信号を回復する事に協力するようお願いします」と話すと同時に、「中共のオリンピックのためという宣伝は実は嘘であり、本当の目的は中共の一党独裁の政権を維持するためである。自由の声を恐れていながら、自由、民主を宣伝している、真相を伝えている新唐人に報復している。しかし、自由を伝える、真相を伝えることは新唐人の永遠の原則であり、相変わらず自由と正義を伝えてまいります」話した。

 フランスの元大臣である、現北部議員のフランコスワルズ・レイスタリエさんは新唐人に手紙を送り支持を表明した。彼女は手紙の中で「オリンピックを直前に突然テレビ信号を中断することは許し難いことである。大勢のフランスの国会議員は人権と言論、新聞の自由を守っています。このことを聞いて皆驚いています。皆怒りを隠せませんでした。大統領はこのことを重視するべきである」と語り,当時に中共当局に対して、言論と人権の自由を守るように促した。  

 フランス国際放送局の元中国語支局の主任の呉葆章さんは講演の中で「新唐人の信号を中断して長時間になっている。技術故障としては有り得ない。ユーテルサット社のすべての従業員は世界の独裁と自由の間に正しい選択をするべきである。真相と嘘の前で正しい選択をするべきである。ユーテルサット社の株主も立ち上がり行動するべきである」と話した。  

 国境なき記者団のアジア部の代表のVincent BROSSEL氏は講演の中で「ユーテルサット社のやり方を皆で非難するべきである。このユーテルサット社の例は中共が政治的手段で言論と新聞の自由を奪った一つの悪例である。民主主義の資本家と独裁政権が結託し、人民の知る権利を強奪した例である。ユーテルサット社は重い責任がある。逃れることはできません。しかしながら、フランス信託局(Caisse des Dépôts et Consignations)のような大株主はこの事件を重視するべきである。これは新聞、言論の自由の重大な問題であるから」と話した。  

 (フランス)中国民主党主席の呉江さんは講演の中で「半世紀以来、中共は大規模の集団虐殺、反人類の罪を犯し、八千万中国人民の命を奪った。中共の両手は中国民衆の血で染めている。中共はファシズム組織である、中共は国家テロリストである。中共は本当の邪教である。今回のオリンピックは中共に対して死の前のわずかな力を発揮したに過ぎない。私がユーテルサット社総裁のBerretta氏に警告する言葉は、『ソビエト帝国の崩壊を忘れてはいけません、ベルリンの壁の崩壊を忘れてはいけない!』ということだ」と話した。  

 記者会見にヨーロッパ各地の法輪功学習者も駆けつけていた。この一か月間ほとんど毎日のように法輪功学習者たちはユーテルサット社の前で『新唐人を中国人民に返せ!』という横断幕を挙げて、新唐人のテレビ局の放送信号を回復するように要求している。  

 2008年8月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/8/183660.html