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ニューヨーク:タイムズスクエアで法輪功修煉者は中国での大規模な拘束を非難(写真)

(明慧日本)2008年8月6日夜、オリンピック大会を口実に中国共産主義政権が法輪功の迫害を強化したことに対して抗議し、ニューヨーク市にある中国領事館前や有名なタイムズスクエアに集合した。


42番ストリートのタイムズスクエアで平和的な集会を行なう法輪功修煉者たち

 法輪功修煉者・易蓉さんは中国共産党 がオリンピック大会を口実として法輪功の迫害を強化したと言った。統計によれば、判っただけで去年の終わりから2008年6月30日まで、法輪功修煉者8037人の非合法な拘束があった。法輪功修煉者の迫害と死亡した重大な事件が絶えず発生し、2008年7月からは特に法輪功のサイトで報告された関連の事件は増加し続けた。

 フラッシング住民である張霜穎さんの両親は最近、中国の610弁公室によって逮捕された。2008年7月16日夜、山東省済南市魏家庄派出所は、張さんの実家に押し入って、そして父親・張興武教授と母親・劉品傑さんを拘束した。警察は家から多くの家財、現金や銀行カードなどを持ち去った。

 劉さんは重い病気の症状があり自分自身の身の回りのこともできなかった。24時間彼女を拘留した後で、地元の警察が1万元を強引にゆすり取り、病気を理由に彼女を釈放した。

 警察は張興武教授を拘留し、長い刑期を宣告すると脅した。2008年8月6日、魏家庄派出所の警官は、劉さんに派出所に来るよう騙し拘留した。警察は、劉さんの健康診断によると高血圧で、仮釈放の対象であることを考慮することなく1カ月拘置所に入れた。

 張霜穎さんは、済南市の610弁公室が最近オリンピックを口実に多くの開業者を拘束したと述べた。世界組織の法輪功迫害追跡調査国際組織は、「山東省における調査通知」を公表した。調査書は改めて、済南市警察局の610弁公室のリーダー・董海涛と劉傑など、罪がない修煉者の迫害を続けている610弁公室や、警官など迫害に関して責任があり、法律によって罰せられることが避けられないことを警告した。

 法輪功スポークスマン・張而平さんは中国共産党が法輪功修煉者に長い刑期を宣告したと言った。それは法輪功への迫害は「調和のオリンピック」を維持する為の何物にも関係せず、法輪功修煉者のオリンピックに対する脅威にはならない。北京オリンピックは中国共産党によって法輪功修煉者を刑務所に入れる為の常套手段以外の何ものでもないと述べた。

 修煉者に対しての強暴な襲撃を受けた被害者の一人であるフラッシング住人の王文怡博士は、2001年にオリンピックを開催する権利を得て、人権を改善する約束に従って行動しなかった中国共産党を世界の人々は見たと言った。人々は明確に、法輪功への中国共産党の迫害は悪の本質を反映し、中国共産党の嘘にだまされることなく、その崩壊のみが迫害を終わらせることができるという事がわかったと語った。

 フラッシング住民Marco Jepulreciaさんは、集会開催場所のそばを通りかかった時、路上で中国共産党の共犯者が法輪功修煉者を攻撃するのに出くわし、そして彼らの侮辱的な言葉を聞いた。私は以前、共産党の中国にいました。「私は中国共産党の共犯者へ質問したい、あなたはなぜ合衆国に来たのか? あなたは中国にいて共産主義を促進すべきで、法輪功修煉者を迫害するためにここに来るべきではない」と述べた。

 また、「私は前線で働いている2人のアメリカ兵の母親がフラッシングで殴られたことに非常に憤慨しました。 私は合衆国が決して共産主義、『Marcoさんが言った事』を受け入れないであろうと信じます。私が今日見るこの平和的抗議行動は非常に良いと思います。それはもっと多くの場所で、特にフラッシングで見られるべきです。それはもっと多くの人々が真実を学ぶのに役立つことができます」と話した。

 2008年8月12日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/7/183616.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/7/99615.html