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武漢市の警官による黄兆金老人に対する迫害

(明慧日本)2008年3月28日午前11時頃、湖北省武漢市民族路17号4棟の黄兆金さんの家に一群の人が飛び込んできた。これらの人は普段着を着用していたが、周辺住民は彼らが江漢区満春街道事務所と満春街派出所の人であることに気づいた。このボスは刑事である警察の大隊隊長であった。

 彼らは不法にも68歳の黄兆金さんの家に飛び込んだ。いい加減な理由を作って何らかのカメラの映像を見たと言い、老人に説明をさせたのだ。隣近所の人達は老人が問い詰められたことを知り、彼らに証拠を出しなさいと求めた。しかし、彼らは何も出せなかった。彼らは恨みと恥ずかしさで怒り出し、いかなる証明書や証拠も提示せず、何の手続きもないまま老人を不法連行し、江漢区の思想改造施設に送った。

  黄兆金さんは道中でひっきりなしに「法輪大法は素晴らしい! 邪悪を取り除く!」と大きな声で叫んだ。思想改造施設の入り口に着くと、その中の2人の当番が老人に対して手を出した(この2人は公安支局の刑事である警察大隊の槐博と、満春街派出所所長の胡斌斌である)。このことは通行していた見物人を惹きつけた。   

 老人は思想改造施設に来てからというもの、本来健康な体であったにも関わらず、苦しみのために血便が止まらなくなった。  

 老人は毎回殴られる時に腰(腎臓)が落ちるようで、痛みも我慢できない、腰もしっかり伸ばすことができなくなったと言った。  

 4月3日から、老人は毎日安保に要求を出し、自分の血便の状況を満春街派出所に反映させようとした。老人はこう言った。「犯罪者ですら重病の時は、服役中の一時出所があるのです。あなた達は私にここで死ぬまで血便させるわけにはいかないはずです」 安保のメンバーと思想改造施設の人はこれを無視した。   

 5日目(4月6日)の午前、この老人はみんなが無視していることを見て、断固、帰宅することを要求した。午後、王医者がようやく止血剤を買って老人に飲ませた(王医者は長期間、思想改造施設で610弁公室に利用され、法輪功修煉者を迫害。王医者に本当の能力はない。いわゆる“飾り”に過ぎない)。老人はこう言った。「あなたはどの修煉者が薬を飲むと思ったのですか?」 やましい人は常にびくつくもので、王医者はすぐに話をそらした。「お前は薬を飲まないんだな。事故が起きても私達を責めることなどできないんだぞ」 老人はこう言った。「あなた達警官が私に暴力をふるって血便になったというのに、どうしてあなた達は自分を責めないのですか? 天下にこんな道理がありますか?」  彼らは何も言うことが出来ず、しばらくの時間が過ぎてから、老人を釈放した。

 2008年8月15日  

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/13/184013.html