日本明慧
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姚彩薇さんは、夫が殺害され、娘は厳しい判決を下されて泣きたいほど苦しいが涙も出ない

(日本明慧)黒竜江省双城市の法輪功修煉者・張涛さんは、中国共産党の迫害により死亡、娘の張建輝さんは不法に10年の重刑を下された。今現在でも、ハルピンの女子刑務所に拘禁されている。妻の姚彩薇さんは、不法に何度も拘留された。2回は労働教養所で迫害されたが、姚彩薇さんは夫と娘を思い苦しむあまり、脳血栓の病状を引き起こし、左腿や、左手の感覚が麻痺して動かない。話をする時も、舌が硬直してはっきりとものが言えず、視力も極度に低下しおり、顔の表情もさえない。両目の反応が鈍く、泣きたいと思っても、涙がでない。夫や娘の服、身の回品などをみて昔の事を思い出し、すぐ泣きそうになるが、しかし涙はすでにかれ果ててしまった。

姚彩薇さんの夫、法輪功修煉者・張涛さんは迫害されて死亡

娘の張建輝さん(現在依然として拘禁中)

 1999年7月20日から、中国共産党・江沢民の邪悪集団は、不法に法輪功を弾圧し、天地を覆い隠すかのようなデマを流した。姚彩薇さん夫妻と娘は、何度も上京して陳情に行ったが、双城市公安局の法輪功迫害を担当している局長・張国富(張涛さんのいとこ)から不法に拘留されて、強制労働をさせられた。姚彩薇さんは、何度も上京して陳情に行ったが、その度に張国富から不法に留置された。2000年の6月、ハルピン博物館で、法輪功を中傷する写真展示をした時、姚彩薇さんは法輪功の潔白を実証したため、張国富に連行されて拘禁された。張国富は、連行された他の法輪功修煉者に向かって、姚彩薇さん(兄嫁)の腹を蹴って罵った。姚彩薇さんは万家労働教養所に連行されて、迫害された。

 姚彩薇さんの夫・張涛さんは5回連行されて、何度も留置され、2度労働教養処分を受けた。1回は上京して陳情に行ったが、連行されて双城市留置場に拘禁された。張国富は、張涛さんに法輪功の修煉を止めるように強制して署名させようとしたが、張涛さんに拒絶されたため、張国富は恨みを抱き、張涛さんを一般犯の部屋から、厳管の部屋に移した。そこで刑罰を下されていない、殺人犯や、放火犯などの受刑者から虐げを受け尽くした。暑い日に、一つの狭い部屋に30数人がぎっしり詰めこまれた。寝る時には、頭目は大きい面積を占め、残りの者は押し合いながら眠った。また寝返りをしたいときには、一旦身体を起こして抜け出し、それから反対の方の肩で押し入った。張国富は、張涛さんに労働教育1年を科し、一面坂労働収容所に連行した。労働教養所の受刑者達は、大きい石を張涛さんに背負わせ、背負えなければ苦しめた。

 2001年11月、警官は張涛さんを再度連行して、残酷な虐待で拷問した。眠らせず、そしてトイレにも行かせず、彼を鉄製の椅子に12昼夜鍵をかけて、ずっと座らせたために、臀部はぼろぼろになり、足は腫れ上がって歩けず、身体は傷だらけになった。最後に警官は、張涛さんの頭を服で覆いかくして乗車させ、ハルピン留置場へ連行した。そして彼を10号室に5カ月間監禁したので、身体は深刻に壊れた。 2001年3月、張涛さんはハルピンの長林子労働教養所に連行された。労働教養所で数カ月間拘禁されて迫害されたために、がりがりに痩せ細った。鼻から食料を流し込まれたため、気管、胸腔の損傷を招き、極度に痛がり危篤情況の下で、2002年4月に家に戻った。

 張涛さんは9日に帰宅したので、姚彩薇さんは心を込めて世話をした。張涛さんの身体はすこし好転したが、張国富は双城市の暴力対策チームと結託して、大きい捜査をするという口実で、張涛さんは再度連行され、長林子労働教養所に返された。姚彩薇さんは万家労働教養所に送られた。22歳の娘の張建輝さんは、10年の重い判決をうけ、ハルピン女性刑務所に拘禁された。

 家族3人は、不法に同じ日に捕らえられ、異なる場所に送られて拘禁された。2002年7月、張涛さんは長林子労働教養所で迫害されて気息奄々となり、万家病院に送られて、病院の中で惨死した。姚彩薇さんが万家労働教養所に拘禁されていた時、夫が迫害されて死亡した(張涛さんが迫害されて死に至ったことは、万家労働教養所の王隊長が彼女に教えた)と知った。姚彩薇さんは、夫の遺体に最後の面会を申し込んだが、人間性のかけらもない警官は、許さず、遺体は直接ハルピンの黄山口子の火葬場で火葬された。

 姚彩薇さんは、労働教養が満期になって家に帰ったが、息子は、ばらばらになった家庭に耐えきれず、家を離れてアルバイトをして、家に戻らないため、姚彩薇さんは一人で、病気の身体を引きずって苦難の中で生きている。

 2008年8月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/4/181430.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/7/15/98976.html