日本明慧
■印刷版   

臨沂市の法輪功修煉者・劉永進さんは、秘密裁判の後に7年の実刑判決を言い渡された

(明慧日本)劉永進さんの家族は2008年7月、山東省泰安監獄から送られてきた通知を受領した。書簡では、劉永進さんは6月18日に蘭山610弁公室の者に逮捕され、その後泰安監獄に投獄され、すでに7年の実刑判決を言い渡されたと書かれていた。状況によると、劉永進さんの健康状態が悪くなり、健康状態が悪いためその他の監獄の入所を何度も禁じられるほどだった。

 今年38歳になる劉永進さん(男性)はもともと山東省臨沂市の貿易関係の職場に勤めていた。2000年になってから各地を彷徨うようになり、2004年6月に王村労働教養所に送られ、3年の労働教養処分を言い渡されたが、50日後保釈された。

 2008年2月5日、劉永進さんは臨沂蘭山国保大隊の警官らに身柄を拘束され、その後思想改造施設や留置場等に拘禁され、残酷な拷問を受けた。劉永進さんの家族は今年の2月と3月に思想改造施設で劉永進さんと面会したことがあったが、3月末に再び劉永進さんと面会しようとしたとき、他の監獄に移ったと伝えられた。拘禁先である国保大隊に行き、劉永進さんの釈放を求めたところ、蘭山区裁判所に拘禁されていることを知らされた。それ以降劉永進さんとの音信は不通になった。

 蘭山区裁判所は、劉永進さんに対する秘密裁判で、7年の実刑判決を言い渡したことはまったく家族には通知していない。家族としても劉永進さんの行方を捜して大変苦労している。内部情報によると済南監獄は劉永進さんに健康診断を行った際、劉永進さんは重度の肝炎及び肺結核などの病気を患っていることに気づき、監獄は入所を拒絶した。最終的に劉永進さんは秘密裏に泰安監獄に投獄された。

 劉永進さんが逮捕されたときまだ冬の服を着ていた。それ以来家族は一度も劉永進さんに衣類を送ったことがないので非常に心配している。世界中の人々が、法輪功修煉者の劉永進さんを助けてくださるようお願いいたします。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年8月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/11/183868.html