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海外からの電話が邪悪を震え上がらせる


文/台湾の大法弟子

(明慧日本)今日は皆さんと、真相電話をかける時の体験を分かち合いたいと思います。「真相電話グループ」が設立されてから今日まで、早くも7年が経過しました。

 我々の電話は剣のように、大法弟子を迫害する暗黒の巣窟に刺し込み、邪悪を震え上がらせました。「電話グループ」は中国共産党の内部で名前が響き渡り、邪悪を震え上がらせています。ですから、彼らはよく「真相電話グループ」と偽って大法弟子に電話をかけます。多くの警官が、あなたたちは朝から晩までかけ続け、電話番号を変更しても私を探し当てることができ、本当に感心すると言っていました。彼らが同修を迫害しようとする時、私達の電話がすぐかかってくると思うと、迫害を加える勇気が無くなるかもしれません。不法に拘禁されたことのある同修も、「海外からの電話は本当に邪悪を震え上がらせる役割を果たし、我々にとって非常に重要であり、我々の正念を強めた」と言っていました。

 私達の電話は中国全域、辺鄙な黄土高原あるいは農村にまでかけました。電話に出た人は、この電話は取り付けたばかりなのに、こんなに辺鄙なところまでよくかけてきたね、と言いました。それは、師父が一人一人誰をも救いたいからだと私達には分かっています。

 農村に電話をかけている時、相手はもっと話して、もっと教えてと頼んできます。彼らは皆とても興味津々に聞いており、私達も力を入れて話します。

 時に共産党の高官若しくは司法官の家に電話します。この人たちはふだん簡単には接触できないのですが、私達は努力して彼らを探し当て、真相を話します。

 時に、相手は話を聞いてくれない、もしくは共産党は悪くないと言います。私達は正念と慈悲をもって、諦めない、そして本当に彼を救いたいという気持ちで、相手に真相を伝えます。最後に電話の向こうで、あなたの言うことに賛成します、あるいは、よし脱党しよう、と言います。この時、私達は衆生のために心の中で喜びの涙を流します。

 ある日、私はある市民の家に電話をかけました。電話の向こうのおばあさんは発音がとても訛っていて、彼女の言っていることが私には全く分かりませんでした。最後に、私は咄嗟に、彼女に「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」と教えました。彼女は少し間を置いた後、とてもきれいな発音で「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」と反復しました。私はとても感動しました。 

 電話グループには必要な道具は何でも揃っています。すべて同修が苦労して改善したものです。7年前に比べ、今の道具はとても便利だといえますが、便利であればあるほどあまり大切にしない「人の観念」が現れたりします。師父は『2003年カナダバンクーバー法会での説法』でこうおっしゃっています。「情況が良くなればなるほど、皆さんに教えますが、機縁が少なくなります。ですから、できるだけ大法弟子として行なうべきことを行なってください」。機縁が少ないほど私達はもっと努力すべきで、便利であるほどもっと大切にすべきです。

 電話をかけて真相を伝えるのはそれほど難しいことではありませんが、長期に続けるのは決して容易ではありません。正念と人を救う意識が必要です。師父は『精進要旨』「常人の心を放下して着実に修め続ける」の中で、「着実に修め続けることは、一人一人の大法弟子に対する長期に渡る試練なのです」とおっしゃいました。電話をかけることも、実は長期に渡る試練の過程です。

 長期に電話をかけるといえば、私が聞いた、ある北米の同修の体験を思い出しました。中国本土と時差があるため、家族の睡眠を妨げないために、彼女はいつも夜中に自宅のトイレで、中国へ真相電話をかけています。人を救うためには場所を気にせず、真相を伝える時、家族の都合も考慮しなければならないという、彼女の堅持している衆生を救い済度する意志に、私は心を打たれました。

 師父は、私達に真相を伝える重要性を教えてくださいました。私は何日か電話をかけないで、その後再び電話を握ると、とても重く感じて、常人の心が出てきます。かつてのんびりして怠けたため修煉状態がよくなく、何日も真相電話をかけなかった時期があります。その時、私は焦って涙を流しました。他の空間にいる私も、千金万金に値する貴重な時間を無駄にしている自分を見て、きっと焦って涙を流していると私はすぐ思いました。そして、私はすぐ電話を取って真相を伝え始め、何日間も続いたよくない状態も、軽減しました。いかなる情況の下でも、自分が心苦しい時、あるいは物事が順調に進まない時でも、人を救おうと思うことができれば、情況はすぐに一変します。この考えは正念で、常人の考えを越える念なので、レベルと効果は当然異なってくると、私は思いました。

 最近、この真相電話をかけるのに最も大切なのは、人を救い済度するという願望をしっかり堅持することだと悟りました。そうするためには多く法を学び、自分の修煉を重視しなければなりません。師父は『2008年ニューヨーク法会での説法』で、「現在存在している最大の問題は先ほど私が言ったこの問題でもあり、つまり自分を修めることができず、内に向けて探すことができないということです」とおっしゃいました。

 近頃、私は法を学ぶ中でいつも「速く精進」、「更に精進」の字が見え、時に1ページに二つの「更に精進」が見えます。今後、私も同修もみな師父が『転法輪』の最後におっしゃった「みなさんにはこれから先の修煉において、ご自分を修煉者としてあつかい、本当に修煉し続けていただきたいということです。新しい学習者も古い学習者も、大法の中で修煉し、みんな功成って円満成就できるように希望します。皆さんがお帰りになってからも時間を無駄にせずに、着実に修煉するよう切に希望いたします」のように、着実に修煉し続けていくように願います。

 2008年8月18日
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/8/183635.html