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オリンピックに動じられる同修を助ける


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)今朝、会社へ行くときにある同修に出会いました。彼女は、私を見るとすぐ、不満が爆発したかのように、苦情を訴えてきました。「私は自信がありました。中国共産党は決して、開幕式までもつことはない。天が、これらの神の財産を無駄遣いする邪党の輩どもに、あるべき報いを与えられると信じていました。しかし…。釈迦無二の報いですら実現したのに、なぜ大法は邪悪なものたちに威厳を見せないのでしょうか。私は修煉に対して自信がなくなったかのようです…」。

 これらの話は、彼女が街中で興奮して話した言葉でした。私は静かに聞きながら、彼女になんとか説明しようとしましたが、彼女は非常に興奮していました。私は急いで会社へ行く途中だったため、帰ってから師父の説法と経文をたくさん読むように説得しました。その後、8時の発正念をしてから、もう一人の大法弟子と一緒に、法に基づいて彼女を助けようと決意しました。

 私は同修と交流してみました。そして、二人で一緒に、そのオリンピックに動じられた同修の家に行くことに決めました。午後、私達は彼女の家に入るやいなや、ただちに発正念をし、もう一人の同修が彼女に話しかけました。最初、彼女は非常に怒っていました。朝、私に話したことをもう一度話していました。同修は、彼女の理性がはっきりしていないのを見て、常人に対する執着が強すぎると指摘しました。人心を放下し、修煉者の基点で問題を見るべきだと説得しましたが、それでも彼女は、なぜ中共がオリンピックを開催できたのか、非常に理解できなかったようです。「中共が大法を迫害して10年近く、あれほど多くの大法弟子が死んだのに、師父はどうして神通を体現させて、これらの邪悪に教訓を与えないのでしょうか」と、また不満を言い出しました。

 もう一人の同修は、彼女に聞き返しました。「あなたは修煉して十数年が経ちました。師父に神通があると信じていますか」と聞くと、彼女は「はい」と答えました。私は、一つの例を挙げました。「私達はふだん師父と呼んでいますが、自分たちを師父の弟子と呼んでいます。先生は、学生に授業をする時、学生に宿題を出します。師父も私達に対して、繰り返し三つの宿題を出しました。学法・煉功、発正念、衆生を救い済度することです。では、自分自身で考えてみてください。この三つの宿題を、決められた時間内に良くできましたか」と言いました。それを聞くと彼女は、自分は三つのことがしっかりできていないと反省しているようでした。私は続けて、「邪悪が今日まで維持し続けてきたのは、師父が私達のような良くできていない修煉者に慈悲を与えてくださったため、私達が宿題を完成させるための時間を延長してくださっているのです。もし今迫害が終わってしまえば、どれだけの衆生が命を失ってしまうのでしょうか」と言いました。

 私達が基点を正しくすると、彼女の問題が解決でき、彼女も非常に平和的になりました。自分の興奮していた基点は、完全に人間の理に立って考えていたのであって、自分はこの形成を大切にして、衆生を救うことに注力すべきだと彼女は認識しました。

 このほか、私は毎日、同修の背後にある邪悪の要素を取り除くよう、発正念をしていました。このように、同修の言動が、修煉者のあるべき状態に戻りました。

 注意すべきことは、私達の周りにも、私の書き出したような状況の同修がいるのではありませんか。他の同修は、その同修が必ず法に基づくようにし、間違いを犯すことのないよう、大法に損失をもたらすことのないよう、共に交流しましょう。

 以上は古人の悟りであり、正しくないところはご指摘をお願いします。

 2008年8月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/11/183859.html