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イギリス:ケンブリッジで集会を行い、人々に迫害停止を呼びかける(写真) (明慧日本) 暑い夏の日差しのもとでイギリスの法輪功修煉者はロンドンで真相を伝える活動を無事に終え、ケンブリッジ大学の所在地であるケンブリッジで、2008年7月27日の日曜日、市政府広場で集会を行った。中国共産党が「真・善・忍」を信仰する法輪功修煉者団体に対する9年に亘る残酷な迫害に抗議し、4000万の勇士が中国共産党および関連組織から脱退したことを声援して多くの参加者が集まった。
人々に迫害を停止させようと呼びかける 会場の中央には天国楽団の隊列が並び、修煉者は「世界は真・善・忍が必要」、「法輪大法は1億を超える人の心と身体を向上させた」と英語と中国語で書いた横断幕を揚げ、横に立った。 会場の傍にブースが設置され、英語と中国語の真相資料や、迫害に反対する署名用紙を置き、多くの人々に支持の署名をするよう呼びかけた。 今回の集会はイギリス各界の人々から関心と注目を受けて、ヨーロッパ議会副議長、ケンブリッジ市保守党議長、議会のスポークマンなどからメッセージが寄せられた。特にヨーロッパ議会副議長は「中国共産党の法輪功に対する迫害行為は現代のジェノサイドであり、迫害に加担した人たちは必ず罪を問われる。国際社会は被害者のために立ち上がり、正義の声を発しよう」というメッセージを寄せた。 イギリス法輪大法学会代表・劉博士や、中国で迫害を受けた法輪功修煉者・蒋さんと周さん、ヨーロッパ法輪功之友(FoFG)の副主席、ケンブリッジ市民、大紀元新聞ネット・羅博士などが次々と講演し、全員が一刻も早く中国共産党の法輪功にたいする迫害を制止させようと表した。 天国楽団の演奏は民衆に注目される ケンブリッジの市政府広場は大きくないが、そこのフリーマーケットは非常に有名で、観光客が必ず遊びにいくスポットでもあり、市民の生活にとって欠かせない場所でもある。週末には多くの人々がここにやってきて、いろいろな食品や、野菜、果物、小物などの売場で好みのものを探し、時間をのんびりと過ごしている。この日曜日に、法輪功修煉者と天国楽団はケンブリッジの人々に感動を与えた。天国楽団が演奏したエネルギーは人々に注目され、法輪功迫害の真相に人々は関心をよせた。 午後1時から、ヨーロッパ10カ国の人々で結成された天国楽団が「法輪大法は素晴らしい」を演奏し、集会の幕を開けた。心に響く音楽を聞き、人々が次々と真相を展示しているブースに訪れてきた。真相を知りすぐに支持の署名をした人が多かった。2時間ほど、天国楽団が「法輪大法が素晴らしい」、「十方を震撼する法鼓法号」、「宝を贈る」、「歓楽の歌」を繰り返して演奏し、音楽が響くたび周囲から来る人が増えた。 中国人はケンブリッジで中国共産党への恐怖を振り切る 多くの中国人が詩人・徐志摩氏の「さよならケンブリッジ」という詩の影響で、ケンブリッジを訪ねてきたが、この日曜日、ここで法輪功修煉者と天国楽団に出会え、「中国共産党への恐怖を振り切る」きっかけになるとは、中国人の観光客はきっと思わなかっただろう。 午後には多くの中国観光客が集会場付近にやってきた。その中に夏休みで中国から観光に来た学生が多くいた。国内で法輪功を中傷する記事や虚言に影響されていた学生は最初、法輪功修煉者から真相資料を受け取った時、彼らの顔は恐怖や、憎しみを表していた。しかし天国楽団の演奏を聞いた時、感動を受けた学生たちは真剣な顔になり、撮影し始めた人もいた。さらに楽団の人と一緒に写真を撮りたいという男子学生もいた。真相資料を受け取らない学生たちは、何回も演奏を見にきて、聞いているうちにこわばった顔もリラックスした表情に変わった。 真相が人に善の意志を蘇らせた 集会が進行していく中、法輪功修煉者が真相を伝え、音楽の力を使い人々に善の意志と良知を呼びかけると、人々の善意は少しずつ蘇り、迫害に反対することを支持する署名をした。 西洋人の男性は署名をした後も離れていかないので、記者が取材をした。モロッコから来た男性は今日初めて法輪功のことを聞いたという。なぜ法輪功を支持し署名をしたのかと聞かれて、彼は「まだすべて分かっていないが、迫害を受けている人を支持することは私の責任だ」と真相資料を手にして話した。 真相資料のブース前で、ある中年の西洋人の男性が急に悲鳴をあげて、苦しい顔で真相パネルに描かれている、邪悪な警官が法輪功修煉者に振りあげる棒を指差した。彼は聾唖者で、中国共産党が法輪功を迫害する真相に衝撃を受け、友達まで呼んできて署名をした。この時、彼はまた別の拷問の写真を見て、また自分が傷付けられたように悲鳴をあげた。怒りを表すように彼は写真を指し、また天を指した。隣でみていた女性の法輪功修煉者が手作りの蓮の花を彼に贈ると、すぐに落ち着き、修煉者に感謝のポーズを作り、友達と一緒に離れて行った。 また中学生ぐらいの西洋人の男子生徒が支持の署名をしようとした瞬間、通りかかった夏休みで観光に来たと見える中国人の女性が彼に「これは本当の事ではない」と言った。彼は手に握っていた真相資料を開き、眉をひそめながら見つめた。そして中国人の女性に真剣にゆっくりと「これは本当のことだと信じる」と言った。 2008年8月19日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/29/183048.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/6/99567.html) |
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