記者の調査を恐れ 中共は拘束中の張連英さんを秘かに移動した
(明慧日本)北京朝陽区の法輪功修煉者・張連英さんは2008年7月、中共に寧省瀋陽市馬三家労働教養所へ秘かに移送された。拘束先は三大隊である可能性が高い。同時に移送された他の法輪功修煉者もいた。中共政権はオリンピックの間に海外記者の調査を恐れ、これらの法輪功修煉者を地方の労働教養所に秘かに移動した。
劉桂錦さん(58)は、北京の法輪功修煉者で、中共政権の警官の迫害によって身体障害者になっていた。2008年5月14日夜9時過ぎ、北京国保大隊と順義公安分局勝利交番の警官たちは劉さんを強制連行し、劉さんは家財を没収され、2年の労働教養の判決を言い渡された。オリンピック開催日が近いため、劉さんは2008年7月1日に北京団河労働教養所移動配置処10大隊に秘かに移送され、7月14日に再び瀋陽市にある悪名高い馬三家労働教養所に秘かに移送された。劉さんの家族が8月4日に遠くから労働教養所に面会しに行ったが、朝から午後4時まで待っていたにもかかわらず面会は許可されなかった。
張連英さんは会計士で、元光大集団(大手企業)部門部長。2005年に強制連行され、娘が生まれてから1年経たない内に2年半の労働教養の判決を言い渡され、2007年12月13日に釈放された。張さんは北京労働教養移動配置処と北京女子労働処に拘束されている間に非人道的な虐待を受けていた。殴られて頭に重傷を負い、縛られたまま長時間寝られず、大小便や生理期間などもトイレの使用を禁止された。肉体の虐待だけではなく、精神的にも重大な損傷を受けた。7回に亘って意識不明になり、死に瀕した状態になった。
張連英さんが不法に労働教養されている間に、張さんの夫である劉進平さんが2006年5月21日、中国の人権問題について調査中のヨーロッパ議会副議長のスコットさん(Edward McMillan-Scott)を通して妻の現状を国際社会に公開した。そのため牛さんの以後のすべての活動が北京の警官に監視された。
今年、中共政権は「オッリンピク」のため、2008年4月20日に劉進平さん、張連英さん夫婦を強制連行した、5月13日に夫婦2人共に2年半の労働教養の判決を言い渡された。劉さんは北京団河労働教養所に収容された。北京の弁護士・李勁松さんと程弁護士が2人の弁護申請を受け、2人の弁護士は北京労働教養委員会に劉さん夫婦の労働教養取り消しを要請したが、当局は弁護士の会見を妨害し、しかも、急に張さんを遼寧省の地方労働収容所に移送した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年8月20日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/11/183884.html)
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