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山東省の退職教師が迫害のため各地をさすらっている

(明慧日本)2008年8月14日午前8時半ごろ、山東省莱州市ラジオ放送局の者は十数人の警官と結託して、莱州市東升村村主任と一緒にテレビの衛星受信の調査という口実のもとで、法輪功修煉者・張敏玉さんにドアを開けさせ、突然家に侵入し、不法に家宅捜査を行った。さらに、張敏玉さんを家に入れさせないようにし、強制的に庭で尋問を行った。66歳の張敏玉さんは、警官らによる不当な身柄の拘束から逃れるため家から出て行った。

 張敏玉さんは莱州市莱州鎮中学校の退職教師であり、かつて様々な病気を患っていた。長年の間、気功、漢方、民間療法、病院など様々な方法を試してみたが効果はなかった。1998年に法輪功を修煉し始めてからすべての病気が消えてなくなり、健康な身体を取り戻した。張敏玉さんは90歳を過ぎた母と子供、夫と一緒に過ごしている。娘には身体障害があり、息子や息子の嫁はまだ仕事が見つかっていない。だが、張敏玉さんは困窮な日々を送りながら、常に真善忍の要求に従って一家の誰に対しても優しく接した。その結果、夫の肝臓の病気が良くなり、娘も一人で生活できるようになり、家族は皆幸せだった。

 8月14日、張敏玉さんの夫が自宅に帰ったとき、警官らは張敏玉さんの家にあった法輪功の書籍、録音テープ、MP3、衛星受信アンテナ、テープレコーダなどをすべて押収した。同じ日の午後、莱州市から私服警官と警官計2人は強制的に張敏玉さんの家族に対し、張敏玉さんが修煉しないことを保障させる手紙を書かせようとしたが、家族は協力しなかった。それ以降、多くの私服警官が張敏玉さんを尾行するようになり、張敏玉さんの身体障害の娘も日々私生活を妨害されている。

 張敏玉さんには95歳の母がいる。今になっても母の看病をするために家に戻ることさえできず、各地をさすらっている。これが中国共産党の唱えている安定した社会、協調のとれた社会なのだろうか。それらのいまだに法輪功への迫害に加担し、善良な人々への迫害を加担している人々にやめるよう呼びかけたい。法輪功修煉者に対する迫害をやめ、自分と自分の家族のためにすばらしい道を選択するようにしよう。

 2008年8月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/17/184235.html