■日本明慧
http://jp.minghui.org/2008/08/24/mh254475.html
フランス・ナンシーで法輪功が注目された(写真)
文/フランスの大法弟子
(明慧日本)最近、世界が中国に注目しているのはオリンピック競技だけではない。中国社会の人権問題に人々は多く関心を持っている。2008年8月8日午後、フランス東北部の有名な都市ナンシー (Nancy) で、中国共産党による法輪功への迫害事実を伝える活動が行われ、現地の民衆の関心を引き起こした。このナンシー市の中心部で催された活動は、主催側のフランスのマイトレーヤ (MAITREYA) 人権協会が法輪大法協会を招待したシンポジウムである。活動に参加した民衆は、中国共産党が催しているオリンピックは、人権を踏みつけた血なまぐさいオリンピックだと認識した。
8月8日にオリンピックが北京で開かれると同時に、中国共産党が人権を踏みつけることに抗議する声も世界各地で一斉に鳴り響いた。ナンシー市政府前で、マイトレーヤ人権協会は中国共産党の人権侵害と迫害を暴き出し、同時にフランス政府が、中国共産党の真の姿をはっきり見分けて、人類の普遍的価値を履行する責任とEU共同体の初志を守り、中国共産党がオリンピックを利用して中国の民衆への迫害を激化させたことを制止するよう呼びかけた。
フランス・ナンシー市副市長フィリップ・ベルドー氏
ナンシー市の副市長フィリップ・ベルドー (Berdaud) 氏は市長を代表して、この活動を応援した。同氏はこのような活動を通じて、全世界が中国共産党の法輪功とチベットに対する迫害に関心を持つように呼びかけた。同氏は取材に対し、「私たちはフランスの法輪大法学会の主席が中国共産党の暴行を暴きだしたことに感謝します。同時にこの学会の勇気に感心しました。この勇気は人々に一つの望みを与えました。中国共産党が圧力を加えるのは一種の恐れからで、このような恐れは、経済の資本化により、国際社会と統合した中国共産党はイデオロギーのコントロール力を失うかも知れず、北京と国際社会のオリンピック精神に対する認知のギャップは埋めがたいと見ています」と述べた。
フィリップ・ベルドー氏は、「私たちは中国の飛躍を見たいので、私たちは世界の4分の1の人口を占める中国に対抗するつもりはありません。ただ中国共産党は弱者を圧迫するとともに大多数の罪のない民衆を騙しています。中国共産党当局は法輪功の団体を弾圧しています。しかしこの団体はかなり厖大な群衆を代表しています。私たちが排斥したいのは中国共産党当局のこれらの人々に対する迫害です」と強調した。
フランス・マイトレーヤ人権協会代表マーク・ビオテディ氏
マイトレーヤ人権協会代表のマーク・ビオテディ氏は取材に対し、「中国人がオリンピックを主催することに反対する人は誰もおらず、大多数の中国人も、中国がオリンピックを開催したことに誇りを感じると思います。問題は、このオリンピックがオリンピック精神を発揮するのではなく、ほんの一部の官僚主義的な階層の利益と政府間の不正な取引に助力しているからです。私たちが反対するのは、中国共産党政権がオリンピックを一種の政治手段にしており、本来の世界の人民が共に人類の価値を取り戻す機会を失っているということです」と語った。
マーク・ビオテディ氏は、「法輪功はこの数年に中国共産党の攻撃の対象となりましたが、今日これほど多くの人が法輪功を修煉し、真・善・忍の理念を実践しています。私は間もなく中国が人権の自由を獲得ができると思っています」と表した。
フランスのブルー放送局は法輪大法学会主席を取材
今回の活動に出席したブルー放送局の記者は、ヨーロッパの衛星会社が新唐人テレビ局と希望の声放送局の中国大陸向けの信号を切断したことを聞き、「私たちはこれが残念なことだと言うしかできず、この事件から見て、中国共産党当局は自由と人権に対して改善しておらず、中国共産党当局はいかなる(人権を改善する)努力もしておらず、甚だしきに至っては口を封じて話すことを許していません」と語った。
フランス・マイトレーヤ人権協会とフランスの法輪大法学会は、かつて人権のシンポジウムを行ったことがあり、会議の参加者たちは中国で発生した法輪功への残虐な迫害に驚き、最近の中国共産党は華麗な上着で覆い隠した裏で、信じられないほどさまざまな罪悪を犯した。中国共産党はオリンピック開催に際して、問題を起こさないために厳密にネットワーク情報を制御し、特に法輪功とチベット等の高度に敏感な話題を規制したが、なお多くの事件の真相が依然として水面に浮かび上がり、法輪功への迫害が各界の関心を引き起こした。オリンピックは中国で開催されたが、世界が焦点を合わせたのは、試合だけではない。人々は、中国の人権の現状を知りたがっている。
今回の活動はフランステレビ3チャンネル、東部最大の新聞『共和国東報』、フランス・ブルー放送等多くのメディアが主催者と会議の参加者を取材をした。
2008年8月24日
(中国語:
http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/20/184451.html
)
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