海外の同修と交流したい修煉の問題
文/米国の大法弟子
(明慧日本)中国共産党が無事にオリンピックを開催できたことには、私達大法弟子の執着心が結果、中国共産党を助けてしまったという部分があります。たとえば、ある協調役が北米某大都市の大多数交流で予言に対する見解を大いに喋り、まったく「世界動向」を分析して学習者を導いているかのようだったのです。
オリンピックの開催間際に、「大紀元」紙のある有名ジャーナリストは、いわゆる「修煉界でオリンピックをどう評価する」という文章を発表して、顕示心の下に中国共産党に不利な要素を1個ずつ並べ、分類してまとめました。分析の結論にはたくさんの間違いがあったのですが、これら要素のまとめと分析は、中国共産党に注意を喚起させる役割を果たしました。
オリンピックはOlympic Gamesといい、単なる常人社会の一つの「ゲーム」に過ぎず、常人さえもレジャーのような気楽さで迎えます。世界中でも、中国のような共産国だけがオリンピックを重大な任務としています。修煉界は俗世から遠く離れており、常人のことにどうしてこんなに執着するのですか。先の文章のタイトルだけでもあの有名ジャーナリストの執着心を大いに暴露しました。さらに、常人メディアのジャーナリストとしてメディアを代表して話題を提供するぐらいならかまわないのですが、常に修煉修煉と唱え、なおかつ、修煉界を代表して発言するようなことはやめて頂きたい。
その文章が発表出来たのは彼一人の問題ではありません。全文を通して彼は世の最も暴力的で、最も邪悪な政権と戦う姿勢をとったのですが、ただ迫害停止を呼びかけることを忘れました。法輪功は五輪に反対すると思っている常人たちの誤解は、このような一部の学習者の執着によって促されたものです。
実は中国共産党はとても聞き訳がよく、私達が「8の数字はよくない」と言えば、中国共産党はわざと点火式を9日に延ばし、マスコット「福娃」が開会式に現れなかったのは、監督・張芸謀のミスでもなく、まして張が「福娃」を嫌いでも何でもなく、ただ我々学習者の「占い」がそうさせたのです。中国共産党はとても「迷信」を信じます。
私達が、雨が降ると言ったら、中国共産党はミサイルを使用して雨を阻止しました。どうせ国民の税金だから共産党は惜しみません。
修煉の角度からいうと、これは執着心が古い勢力によって隙に乗じられた問題で、たとえ常人の角度からいっても、あれら本当に中国共産党に不利な要素に我々がこだわりすぎた結果、中国共産党の注意を喚起させ、五輪の成功を手伝ったのです。
中国共産党はオリンピックを口実に中国の学習者に、より一層の迫害を加えていますが、海外の多くの学習者はその現状にあまり関心を持っていません。フラッシング事件は確かにとても厳重で、みなそこに多くの精力を注ぐのは正しいことです。しかし、多くの学習者は、邪悪の力はすべて海外に移転され中国国内の情勢は緩和しており、中国国内のことは暫く置いてもかまわないと意外にも言っています。実質は、自分が面倒に遭ったら他人(中国国内の同修)の事には関与したくないということです。しかし、中国国内の大法弟子に向けられた迫害を軽減させることは、海外大法弟子の責任ではありませんか。
中国共産党に騙され、法輪功迫害に「賛成」する中国人もいます。それに直面すると、多くの学習者は「修煉とは自分自身を修めること」を忘れ、意外にも中国共産党側に原因を探ろうとして、「中国共産党の宣伝が邪悪すぎた」と言います。しかし、私達の不足こそがその邪悪を促したのではありませんか。
大法弟子が常人に「悪辣」と思われるような態度と言論で常人社会の事件を攻撃すれば、大法と大法弟子に対する常人の反感を買うだけの結果となります。実は、もし私達が執着しなかったら、「予言された」豪雨も降り、聖火も点火できなくなって、常人もまた相変わらず私達を支持すると思います。
「人権なくして五輪なし」とは、常人社会の団体が唱えるぐらいならよいのですが、大法弟子として、五輪も人権も私達のほしいものではありません。五輪と人権は史上どの時期においても矛盾したことはなく、人権はただ独裁政権だけと矛盾します。邪悪な中国共産党こそ問題の存在なのです。
つまり、一部の大法弟子は本質を捉えておらず、自分は何をしているのかが分かっていません。もし私達が、オリンピックなどと常人社会の事に気をとられず、ただ迫害を暴き出すことだけに重点を置いたら、こんなに大きな「過失」を出さずに済んだと思います。
海外では時々、誠意を示す交流の環境が備わっていません。多くの大多数の交流は個別の同修に指揮され、修煉環境の意味が変えられました。私は問題に気づいても交流の機会がなく、今回ネット上で感想を述べました。ただ、海外の大法弟子が本当に法の中で共に精進できることを望んでいます。
2008年8月29日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/19/184337.html)
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