ようやく内に向けて探すことを学んだ 文/湖北省大法弟子
(明慧日本)北京オリンピック開会式の数日前から、何回もエラーが出て、起動できませんでした。画面にいっぱいアルファベットが現れ、パソコンが動きませんでした。私は英語が分からないので、ただ焦りました。F1、F8を何回も押しているうちにようやく立ち上がりました。パソコンはいままでずっと正確な時間を表示していましたが、最近時間表示が乱れて、調整してもまたすぐにめちゃくちゃになっていました。
内心では8月8日に大きな出来事が起きるかもしれないという期待をずっと抱えていたので、あの数日間は、真相を伝えるために一日に何回も出かけ、パソコンの修理を考える余裕はありませんでした。オリンピック開幕式の日は、天気が良く異常に暑かったのですが、私は、午前中3人の人達から「脱党・団・隊」をしてもらったので、午後は、自分に半日の休暇を与えようと入浴して着替え、線香を立てて師父に加持をお願いしました。
そろそろ開幕式の時間になったので、テレビをつけて、他の空間からの北京オリンピックをコントロールする全ての邪悪を一掃するように正念を発しました。……1時間の正念を発しても、何の「効果」も見えませんでした。私は気落ちして、テレビを消してインターネットで「様子」を見ようと思いました。結局、また何回もパソコンをいじくってやっと立ち上がりましたが、今度はネットに繋がりませんでした。私は本当に落ち込みました。明日は必ず技術の分かる同修に見て貰おう・・お金を払ったのにネットが利用できないなんて、電話局にクレームを出そう・・と考えました。
開幕式翌日の朝、発正念をする時、突然「パソコンの故障は、うわべだけの様相」ではないか? 私の修煉に「漏れ」があるからではないか? という一念が頭に浮かんできました。今までは自分の修煉に対して、ずっと「良好」と評価を付けていました。邪悪を恐れず、毎日猛烈な日差しを浴びながら真相を伝え、「脱党」を勧めているので、自分の修煉に「漏れ」があるわけがないと思っていました。そこで、私は師父の教えに従って内に向けて探して常人の心と執着心を本当にたくさん見つけることが出来ました。
たとえば、法が世を正す時刻が早く到来しますように、迫害が早く終わりますようにと待ち望む時間に対する執着がありました。毎日猛烈な日差しを浴びながら真相を伝え、「脱党」を勧めて、汗をいっぱいかく苦しみに耐えたくなく、法が世を正す時刻が早く来たら、こんなに苦しい事をしなくてもいいのにと考えていました。常人の中に英雄が現れ、何か大きな行動を起して邪悪を震え上がらせ、中国共産党を崩壊させることを期待して北京オリンピックが開催できないことを望んでいました。すべての念と考えが大法から離れており、大法弟子が衆生を済度する願望と慈悲の誓約から離れていました。
これらの執着に気づいて、私はとても恥かしくなりました。この間、真相を伝えて「脱党」を勧めることに没頭していて、学法と心を修めることを怠けており、心性が向上していませんでした。私は過ちを認め、発正念の内容を「中国共産党に騙されて、利益に誘惑され、真相が分からず北京オリンピックに参加した人達が、真相を理解し、新しい人生と未来を迎えられる」ように改めました。
これらの執着心と、常人の心の漏れを見つけ出した後、私は自分が真相を伝え衆生を済度する原点を正して心の中は非常にリラックスし清浄心を感じました。これからは、オリンピックなどもう念頭に置きません。あれら常人に常人のオリンピックを開催して貰い、私達、大法弟子はただひたすら衆生を救い済度します。すべては師父の按排に従います。師父の按排は最も良いのです。北京オリンピックに対する様々な常人の心や期待を放下したら、気にかけるものは何もなくなりましたし「脱党」を勧めることも順調になりました。その結果、午前中だけで7人の人達に「脱党」をして貰えました。もし、昨晩の北京オリンピックの開幕式に法が世を正す時刻がやってきたら、その7人の人達の生命を救えなかったとのだと考えました。
昼ごろ家に帰った私は、パソコンを立ち上げて「脱党・団・隊」の名簿リストを送ろうと師父に「加持をお願いします」と申し上げました。そしてパソコンをつけてみたら、正常に立ち上がり、ネットにも繋がり、時間表示も正常に戻りました。2日間も続いた故障が、今は風に吹きとばされたかのように、何の痕跡も残っていません。私はやっと悟りました!
今回のパソコンの復旧は、私を励ますために、内に向けて探すことの醍醐味を、師父が私にくださったのかも知れません。この体得を同修と分かち合いたいと思います。同修も、何かあるときには内に向けて探し、全ての執着心を何一つ漏らさず取り除いて欲しいと思います。オリンピックはどうでもいいので、今、最も重要なことは時間と競って衆生を救い済度することです。常人の心を一切残さず、充分に人を救えた時に、法が世を正す時刻も到来するのだと思います。
不適切なところは、慈悲のご叱正を願います。合掌
2008年8月29日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/17/184123.html)
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