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一家6人、9年間も離れ離れに(写真)

(明慧日本)内モンゴル通遼市法輪功修煉者・田芳さんと父の田福金さん、母の劉秀栄さんは現在、留置場に拘禁されている。2番目の妹・田心さんは少し前までフフホト市女子労動教養所で迫害を受けていた。田さん一家6人は中国共産党による9年間にも及ぶ迫害の中、一度も全員集まることがなく、6人が次々と不法に拘禁され、労働教養を強いられ、懲役を下されていて、一家が被る迫害は何昼夜をかけても言い尽くせないものである。大まかに計算すると、家族6人が懲役を課された年数は延べ30年近くにもなる。かつて裕福だった家庭は、迫害で肉親が離れ離れになり、商売も破産して、家財を全て喪失した。 

法輪功修煉者・田芳さん

 田芳さんはかつて「洗脳クラス」に1回入れられ、不法に4回拘禁され、2年の労働教養を言い渡されたが、健康診断が不合格だったため、一時出所した。その後、不法に4年の懲役を言い渡され、現在、フフホト市女子刑務所で迫害を受けている。父の田福金さんは計2回、5年余りにわたって労働教養を強いられ、内モンゴル五原労動教養所で殴打、スタンガンで電撃、独房監禁、強制洗脳などの迫害を受けた。母の劉秀栄さんは2回拘禁され、2年の労働教養を強いられた。2番目の妹の田心さんは2回拘禁され、2年の労働教養を強いられた。3番目の妹・田苗さんは「洗脳クラス」に1回入れられ、4回も拘禁され、6年の懲役を言い渡された。姉と一緒にフフホト市女子刑務所にスタンガン電撃、鼻からの食料注入、つるして手錠をはめられるなどの残虐な拷問を受けている。弟の田双江さんは2回不法に拘禁され、3年懲役を言い渡され、通遼市刑務所で「死人ベッド」などの残虐な拷問を受けた。

 9年間にも及ぶ迫害の中で、田芳さんの夫の家族は警官に脅迫され、共産党のデマにも騙されていた。田芳さんを家に上がらせてくれないため、田芳さんは長期にわたり実家に住んでいた。田芳さんは不法に拘禁された時、子供はまだ1歳で、母子が何度も引き離され、子供の幼い心がひどく傷がつけられた。今、子供は10歳になり、長期にわたり母の愛を失っている下で内気な性格になってしまった。かつて、姑は田芳さんにビンタを20発余り食らわせ、3ヶ月間煉功をさせなかった。公安局のプレッシャーの下で、夫はかつて田芳さんをひどく殴ったことがある。その日、夫は彼女を大いに罵った後、包丁をとって彼女の体に何度も切る仕草をした。また髪の毛をつかんで彼女をベッドから地面まで引きずって、魔法瓶のお湯を彼女の頭にかけた。最後にテープレコーダーを打ち砕いて、テレビを床に倒して、テーブルをひっくり返した。 

 2008年6月初め、田さんの家は再び捜査され、田芳さん、両親と弟の田双江さんは通遼市警官に連行され、家では田心さんの息子の郭思源君が一人ぼっちになり、お母さんの帰りを待っていた。田双江さんは永清派出所に連行された翌日に釈放され、その後、警察の脅迫を逃れるために家を離れて放浪生活を送っていた。

 2008年5月30日から、通遼市科爾沁区防犯弁公室の指図で、区公安局国保大隊と各管轄区域の派出所、住民委員会は共同で通遼市の法輪功修煉者に対して、逮捕、連行、家財没収、罰金、取り調べ、拘禁などを行った。今、まだ10数人の法輪功修煉者が通遼市河西留置場に拘禁され、音信不通の状態である。劉秀栄さん、王静さんなどは科左後旗の留置場に移送され、田芳さんは奈曼旗留置場に移送され、引き続き迫害を受けている。

 2008年8月31日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/27/184837.html