慈悲こそ修煉者のあるべき状態 文/中国大陸の大法弟子
(明慧日本)2008年8月6〜8日の間、邪党は気が狂ったように様々な卑劣な手段を使って法輪功修煉者を逮捕しました。地元の修煉者は「思想改造施設」に入れられる人、不法に拘禁される人、やむを得ず家を離れて放浪生活をする人、肉体に障害を受けるなど様々な人がいました。先日、私達は如何に旧勢力の邪魔を否定するかについて交流したばかりなのに、一体どうしてこんなことが起こったのでしょうか。邪悪はどうしてまた修煉者を迫害したのでしょうか。私達は本当によく考えなくてはなりません。
大法弟子が正しい道を歩むならば、邪悪の迫害は実現できないのです。邪悪が思った通りに迫害するのは、私達の修煉に「漏れ」があるからです。私自身を例にしましょう。最近しばらくの間、私はインターネットで社会の動向、北京オリンピックの情報を見ることに執着していました。中国共産党がいつ崩壊するかを推測して、大法を迫害する悪人がオリンピックの時期に共産党と一緒に破滅することを望んでいました。予言などを見た後この執着心はさらに強くなりました。口先では執着などを言いませんが、意識の潜在下でオリンピックが失敗して恥をかいた共産党の醜態を見て心底からの恨みを晴らしたい、オリンピックで不祥事が起こるように祈りました。これは修煉者のあるべき考え方からどれほどかけ離れていたでしょうか。
大法弟子は慈悲を持って人を救わなければなりません。師父が中国共産党を直ちに崩壊させなかったのは、私達の救った人がまだ足りないためです。しかし、私はまだ執着して、恨みが生じるぐらい執着していました。実は、私はずっと県の「610弁公室」に恨みを持っています。共産党の話題になると知らず知らずに心が動じて大声を出して人と口論して、怒り出す時もありました。これでは常人を救えるわけがありません。どうやって世間の人に良知と善を喚起して彼らを救えるでしょうか。師父が『洪吟(二)』<法正乾坤>で「慈悲は能く天地の春を溶かし・・・」と言われたように、覚者の慈悲はそれだけ多くの宇宙天体を包容できるのです。
包容に言及したら、私はずっと心の容量が狭くて同修を包容することができず、昨日の同修との学法でやっと自分の不足に気づきました。正しい学法の環境に身を置けば、修煉者は本当に法に同化できると思います。学法が一段落して皆は交流を始めました。私は、間隔や円容できないことは、みな自分が内に向けて修めていないことから出た問題だと悟りました。
師父の言われたことに従わない、内に向けて探さない、魔や難に遭遇したら自我に執着して外に責任を押し付け、利己的で人の気持ちを考慮しない、このような私はとても小さいと感じました。神聖な大法弟子! 正法時期の大法弟子! と師父は私にこれほど神聖な称号を与えられました。神になる道を歩む偉大な生命たちよ、使命を果たさず師父が与えられた全てに応えられないようなことを絶対してはなりません。師父と衆神はみんな私達を見ています。冷静に最後の道を歩いて、慈悲、正念、使命、責任において自分の誓約を果たそうと、私は自分に言い聞かせました。
2008年8月31日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/8/17/184162.html)
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