■日本明慧
http://jp.minghui.org/2008/09/01/mh021831.html
シドニー:ヨーロッパ衛星放送事件で各界の代表者らが新唐人に支持を表明(写真)
(明慧日本)2008年8月24日正午、オーストラリアの各界名士をはじめ、新唐人テレビ局、希望の声放送局、中国人権運動家、世界平和連盟、シドニー・チベットコミュニティーおよびオーストラリア・チベット委員会、民主運動家、全世界脱党支援サービスセンター等は、シドニー市中心部のジョージ通りに集結し、ヨーロッパ衛星放送に対し、新唐人テレビ局の中国大陸向けの放送を直ちに回復するよう促した。集会に参加した人々はそれぞれ黒い布で自分の口を封じ、メディア封鎖に対し抗議の意を表した。オーストラリアABC テレビ局等のマスコミも取材に駆けつけた。
集会で発言するオーストラリア女子水泳選手のMichelle Engelsmanさん
元シドニー中国大使館館員の陳永林氏、「中国共産党は金銭を餌にヨーロッパ衛星放送を釣った」
新唐人を支持する民衆
集会現場では、『ヨーロッパ衛星放送は中国共産党と共犯せず 直ちに新唐人の信号を回復せよ』、『中国共産党による自主メディアの封鎖により、民衆の知る権利の剥奪に抗議』、『オーストラリアコミュニティーは新唐人テレビ局大陸向けの放送を声援』等の横断幕が人々の目を引き、現地民衆のヨーロッパ衛星放送事件に対する関心を高めた。
司会者は、「今日はオリンピックの閉幕日で、世界中の視線が再び中国へ向けられている時、私たちが見たものは中国共産党によるメディアの厳密な制御と人権に対する迫害であり、私たちの今日の集会は自由なメディアと中国人の情報伝達の自由を守ることを支持するためである」と発言した。
元シドニー中国大使館館員の陳永林氏も中国共産党を暴露するために出席した。「私は2005年4月まで中国大使館に勤めていました。今回中国の外交部は海外の各大使館に一通の公文書を出しました。『中国駐ヨーロッパ大使館員の業績抜群な働きにより、みごとにヨーロッパ衛星放送に新唐人テレビ局の契約を中止させたことに対し、表彰する。』現在までのところ、新唐人の番組は唯一、中国共産党の検閲を受けない中国向けの主要番組で、中国共産党の人権に対する迫害の真相、および海外で発生した民衆に知られたくない事実を大陸の人々に情報提供することができました。結果から見て、その一通の公文書は、中国共産党がヨーロッパ衛星放送と新唐人との契約中止の問題にとても大きい力を働かせていたことを表しています。その時、中国共産党の一つの代表団が直接ヨーロッパ衛星放送の本部を訪問して、オリンピック開催に関してヨーロッパ衛星放送との協力に言及しました。ヨーロッパ衛星放送は利益を優先し、新唐人とは調印しないことを決定した。今回、オリンピックを前に、いわゆる『技術的故障』と嘘をついて契約を中止し、中国共産党の金銭的利益に釣られて妥協し、西洋の一メディアとして、情報伝達の自由に対する原則を放棄したのです。」
かつて、2004年のアテネ五輪で決勝戦に進出した、元オーストラリア女子水泳選手Michelle Engelsmanさんは集会で、「オリンピックで受賞することはすべての選手の夢です。私も例外ではありません。しかしオリンピックの精神として、私たちにとって人権を尊重し、公平に競争して、健康を提唱することはなおさら重要です。北京で、オリンピックの成功を確保するという理由で、人々を追放したり、逮捕したり、酷刑を加えたり、甚だしきに至っては彼らに抗議すら許しません。人権に対する侵犯に関心を持つことは私たちの絶えず学ばなければならない一つの課程でもあります。オリンピックが近づくに連れて、人権に対する迫害を返って激化させています。私は北京での競技に参加したくなくなりました。なぜなら、北京オリンピックはたくさんの人に苦痛を与えたからです。私は数ヵ月前に試合を取りやめることを決定したのです。私は全身全霊で私のチームメイトを支持して、彼女たちの成功を祈ります。私も人権を支持して、すべての人が皆幸せに暮らせることを望みます」と述べた。
平和同盟組合のTracy氏は発言で、「Michelleさんは私たちのために一つの模範を示しました。彼女が自分の夢を放棄したのは他人(郷里を失い、生命を失った人たち)の夢を粉砕したくなかったからです。今夜、私たちがテレビの前に座ってオリンピックの閉幕式を見るときに、そこで生活する民衆の受けた苦難を考えてみてください。私たちが自由に私たちの見たい番組を選ぶときに、中国で生活する民衆は知る権利を奪われ、彼らは真の情報を知る権利が全くなく、ただ中国共産党の造ったニュースを見るしかありません。全人類は一つの全体です。全人類の人権は私たち個人の人権でもあります」と語った。
各団体の代表者全員が発言し、ヨーロッパ衛星放送に対し、正義の立場を強烈に堅持し、直ちに新唐人テレビ局の中国向けの放送信号を回復し、中国民衆の知る権利を返すよう求めた。
活動の中で、多くの通行人が立ち止まって耳を傾け、注意深くチラシを読んで真相を理解した。また、多くの通行人が署名をして活動を支持し、集会は午後3時、無事終了した。
2008年9月1日
(中国語:
http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/25/184758.html
)
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