内モンゴル裁判所は不法に唐麗文さんの裁判を強行
(明慧日本)内モンゴル自治区通遼市の法輪功修煉者・唐麗文さんは、強制連行されて8カ月、通遼市裁判所は開廷して不法に審議を行い、いまだに通遼市河西留置場に監禁している。確かな情報によると、監禁中に唐麗文さんは留置場の医院で、喉から胃に至るまで食物を強制的に注入され、暴力を加えられ、さらに不明な薬物を注射されたという。
唐麗文さん(68歳女性)は1997年に法輪功を修煉し始めてから、今まで苦しんでいたさまざまな病気(リューマチ、胃の委縮、子宮癌など)が全部治り、健康になった。重い乳腺癌を天津で手術した時に末期と診断されていたので、今も天津のガン治療病院の医師が時々手紙で病状を聞いてくる。実際、手術をして今まで生存している者は、唐麗文さん1人である。
当時、乳腺癌の手術後、地元の老年活動センターで唐麗文さんはさまざまな気功を試みた。しかし、どれも彼女の病気にそれほど効果はなかった。幸いなことに彼女は苦しんでいた時に法輪功を知り、修煉し始めた。それから間もなくすべての病気は痕もなく治った。家族もこの奇跡を目の当たりにしたので、全員が法輪功を学習し始め、修煉者になった。
1999年、江沢民をはじめとする中国共産党は法輪功を不法に弾圧した。唐麗文さんもほかの修煉者と共に上京し法輪功の真相を伝え、警察に強制連行され、3年間の労働教養処分を受けた。2001年に釈放された後も、地元の中共関係者が5回も彼女の自宅に侵入し、不法に家宅捜査を強行した。それによって、ほとんどの家財が没収された。事実、監禁されている間、刑務所の中で唐麗文さんは様々な非人道的な虐待を受けた。「死人ベッド」という刑具に10昼夜も縛られ、その間、食べることも飲むことも一切できなかった。「法輪功は素晴らしい!」と心の声を発しただけで、悪らつな警官に口を殴られ、歯が折れた。頭をつかまれて殴られたため、髪の毛が大量に抜けた。唐麗文さんはこうした非人道的で残虐な迫害に抗議し、10昼夜断食をした。命の危険を感じた当局は家族に連絡を入れ、彼女は家族に迎えられ自宅に戻った。
2008年元旦、唐麗文さんは法輪功の真相資料を配布中、ホルチン区公安局の警官・吉日木図、王波に強制連行され、当時自宅にあったすべての家財を没収された。その中にはパソコン、プリンタ、CDR機材、通張、現金などが含まれる。日常用品すら残されなかった。まるで強盗のようだ。それから今日まで8カ月になるが、家族の見舞は一度も許されていない。
ホルチン区裁判所は家族に通知を下し、いきなり8月21日に開廷すると言った。家族は開廷当日ずっと待っていたが、時間になっても法廷に入れなかった。午後4時になってから突然、家族は留置場で開廷して審議が終わったと聞いた。家族は、なぜ裁判所ではなく留置場で裁判をしたのかと追及すると、唐麗文さんの体調が悪くなったので移動が不便だとごまかした。さらに、家族を脅迫して、「黙っておかないと、法輪功の案件は誰も解決できないぞ」と脅した。
確かな情報によると、留置場で不法に開廷した時、唐麗文さんは自分の力をふり絞って「法輪大法は素晴らしい! 私の師父は素晴らしい!」と叫んだ。警察は、「老人(唐麗文さん)は非常にかたくなで、死の寸前になってもまだ法輪功は素晴らしいと叫んでいた」と言った。
唐麗文さんは強制連行されてから8カ月になるが、68歳の年配者を警察は非人道的、残虐に迫害している。家族は政府部門を尋ね尽くした。しかし、非常に残念なことに釈放どころか、逆に町内会、警察、公安出張所、中共関係の事務所などはオリンピックを名目に、家族にずっと嫌がらせをした。こうして、家族も安定した生活ができなくなっている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年9月2日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/31/185067.html)
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