法輪功修煉者の兄を助けて!
(明慧日本)イタリアのメディアQuotidiano.netは8月13日、読者の趙李力さんの手紙を掲載した。手紙の中で、法輪功を修煉しているために中国共産党に迫害された兄・趙李專さんを救出するよう議員に呼びかけた。
今日は私の兄が中国の刑務所に不法に拘禁されてから4年目にあたる日で、この手紙はその冤罪事件の解決を呼びかけるものです。
兄は趙李專といい、誠実で、善良で、無口な性格です。本来、中国第一重型機械集団本社設計院の一級エンジニアとして働いていた兄は、宇宙の法理である「真・善・忍」を信奉し、1996年9月から法輪功の修煉を始めました。
中国共産党が教える「偽・悪・闘」はちょうど法輪功の「真・善・忍」と背馳しています。中国共産党は江沢民の指揮の下、1999年7.20から全国ではばかりなく法輪功を中傷し、法輪功および修煉者に対して残酷な弾圧と迫害を行いました。以下は兄が数年来経験した非人道的な境遇です。
2000年6月下旬、勤務中の兄は突然警官に強制連行され、45日間不法に拘禁されました(富拉爾基留置場)。信条とする「真・善・忍」を放棄させるため、警官は彼は吊るし上げ、太い丸太で彼の頭部と身体を激しく殴打しました。
2000年12月28日、再び兄は45日間不法に拘禁されました。
2002年4月20日未明、4人の警官が家に強行侵入すると、兄は強制連行され、またも4ヶ月間不法に拘禁されました。彼が留置場から出て来た時、口腔内の歯のほとんどが警官に殴られたために抜け落ちそうになっていて、その後の数ヶ月、食事は流動物しかとることができませんでした。
2004年12月2日、兄が不法に拘禁されるのは4回目となり、今日まですでに2年が経過しています。兄は「真・善・忍」の信奉を放棄しないがために、気絶するまで警官にめった打ちにされ、後に病院で緊急手当されてやっと命を繋ぎました。しかしそれ以後、長い間両眼とも失明し、何も見えませんでした。
私たちが尊敬する議員の皆様、私の兄・趙李專は監禁5年の判決を下され、現在、不法に黒竜江省の泰来刑務所に拘禁されています。泰来刑務所(外部には泰来機械工場と自称)はとても悪らつで残酷な場所で、多くの法輪功修煉者が拘禁されている期間中にめった打ちされて死に至り、また不具になりました。2005年5月、法輪功修煉者・潘洪光さんはこの刑務所で警官に無残にも打ち殺されてしまいました。
私は兄の境遇をとても心配しています。現在、中国大陸の刑務所、公安、裁判所等の司法部門は医療システムと結託し、法輪功修煉者の生体から臓器を摘出するという臓器狩りを行い、国内外に売りさばいて暴利を貪っています。カナダ外務省前アジア大洋州局長のデービッド・キルガー氏は2ヶ月にわたる独自調査を行い、中国共産党の不法な生態臓器狩りの非難告発は真実であり、しかも臓器のほとんどは法輪功修煉者からのものであることを明らかにしました。
尊敬する議員の皆様、兄はただ「真・善・忍」を信念としているがためにこのような非人道的な迫害を被っており、良知をもって、兄が自由を獲得できるよう助けていただきたいのです。
2008年9月3日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/28/184904.html)
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