吉林省松原市:法輪功修煉者の許鵬さん、残虐な拷問に遭う
(明慧日本)2008年4月22日、吉林省松原市の法輪功修煉者、許鵬さん(40歳男性)は警察に不法に強制連行、善友留置場に拘禁された。そして悪らつな警官、馬洪哲の手によって、歩けなくなるほど残虐な拷問で苦しめられた。今回で三回目の不法な逮捕である。悪らつな警官は残虐な拷問で尋問し、無実の許鵬さんに対して罪名を並べ立て、「中共の反対勢力の頭目である」として処理したのだ。また密室裁判を行うことで、許鵬さんを不法に裁こうとしている。
情報によると、紅石市の法輪功修煉者、許琴さんは2008年6月初め、許鵬さんの面会に行ったとき、松原国保大隊に取り調べられ、身分証を呈示するよう求められた。彼女の鞄からMP4と電子ブックが見つかると、彼女までもが不法に強制連行された。
許鵬さんは、松原市の企画部副部長であった。1999年、許鵬さんは法輪功の真実について陳情するため、北京へおもむいた。しかし、不法な連行・拘禁、そして強制労働教養により、許鵬さんは仕事も家庭も失ってしまった。許鵬さんは、吉林省九台市飲馬河労働教養所に不法に拘禁、1999年7.20から2000年にかけて、同じく不法に労働教養を強制され、2001年から2003年にも、さらに3年間もの不法な労働教養を強制された。不法な強制労働教養の期間中、許鵬さんは残虐な拷問で迫害された。具体的には、何本かの電気棒で感電、耳の膜も貫通させられた。足は普通に立っていられないほど極めて不自由になった。また全身が傷だらけの状態であった。同時に迫害で体重は90キロから50キロへと減じた。釈放されて半年後、許鵬さんはようやく聴力を取り戻し、正常に歩けるようになった。
2007年10月15日、松原市国保大隊の悪らつな警官である高帥、李軍、馬洪哲らは、許鵬さんの留守中に不法侵入、私有財産を着服した。そして法輪功の書籍、コンピュータ、プリンタ、携帯電話、MP4、デジカメ、ならびに高額な服などを不法に押収していった。11月中旬、江南百北住宅区に住む許鵬さんの両親の自宅ドア、ならびに防犯ドアの錠前がすべて不法に取り替えられていた。大家に聞くと、松原市国保大隊の仕業だという。また松原市国保大隊は、再び許鵬さんの両親の家財を不法に差し押さえた。家中のすべての家具、布団、衣類、電気器具、生活用品まで、洗いざらい持っていかれたのである。国保大隊の悪らつな警官の高帥、李軍、馬洪哲らの手によって、70歳近くになる二人の老人は、住むあてもなくなるほど追い込まれてしまった。
ここ数ヶ月はオリンピックの期間であった。そのことで松原市の何人かの法輪功修煉者は、またもや悪らつな警官らに私生活を不法に侵害、強制連行されることになった。松原市留置場の部屋は6坪くらいしかないが、一度に何十人も閉じこめるため、部屋の中は熱気が立ちこめ、呼吸困難となるだけでなく、食事も水に近い粥(かゆ)があてがわれるだけだという……。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年9月4日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/8/27/184834.html)
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