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山東省イ坊市:于家坤さんと家族は1カ月間に2回も連行、恐喝された

(明慧日本)山東省イ坊市イ城区の法輪功修煉者・于家坤さん(60位ぐらい女性)は、定年退職して長年経過している。于さんの夫は数年前に亡くなり、今は息子と嫁(皆法輪功修煉者)の家に住んでおり、1歳足らずの孫の面倒を見ている。于さんは善良で働き者で、近所でも人が良いと評判である。僅かな退職金で生活している一家にとって、生活は少し苦しいが、家族全員が法輪功を修煉していることで、それはそれで楽しいものである。しかし、中国共産党は「オリンピック」の開催を口実に、法輪功修煉者に対して迫害を強め、このような善良な老人も見逃すことはなく、ここ1カ月間に、于さん一家は2回も現地警察に連行され、家財をゆすり盗られた。

  2008年7月9日早朝、イ城区南関派出所の警官は于さんの家のドアを騙して開けさせ、暴力を振るって息子・王俊傑さん(30歳前後)を押さえつけた後、まるで土地のごろつきのように、家中至る所を徹底的に探して、法輪功書籍や師父の写真、デスクトップパソコン1台を押収した。警察は于さんを留置場に入れて迫害しようとしたが、検査で病気のあることが判明し、留置場に拒否されたため、家族に1500元をゆすった後、于さんを家に帰した。

  しかし、警察はこれで決して終わりにはせず、1カ月以上何回も家に来ては妨害した。8月6日、于さんと嫁が親戚の家を訪問し、数日間家に帰って来なかったため、南関街弁公室の警官は狂ったかのように于さんの親戚たちを妨害し、あちこち于さんを捜し回った。しかし、発見できず、娘を南関街弁公室に連行し、于さんはどこへ行ったのかと追及した。娘は本当に知らないのにも関わらず、警察は娘を1日不法に拘留した。それは娘に大きなダメージを与えた。

  8月10日の晩、南関街弁公室は南関派出所の警官と共に再び于さんの家へ妨害しに来た。家には王俊傑さん1人しかおらず、王さんはドアを開けることを拒否したが、彼らは鍵を開けて専門の盲人を探して来た。防犯ドアを開けた後、内側のドアを蹴って開け、極めて残酷な手段で王さんを南関派出所へ連行した。次の日、王さんを悪名高いイ坊の「洗脳班」に送り、迫害した。8月12日、于さんと嫁は親戚の家から帰宅した後、王さんが連行されたことを知り、すぐに洗脳班へ返してもらいに行った。洗脳班の警官は于さんに先に3千元払えば返すと言った。于さんは僅かな退職金しかなく、王さんが稼いだお金もごく僅かで、ちょうど一家がやっと生活を維持できる程度である。金をどう工面すればよいのか? それに7月9日に1500元を恐喝されたばかりである。今回また3千元と言われても、どこにあるというのか? 于さんと嫁はどうしようもなく家に帰って来た。家に帰った後、警官は2人を終日監視し始めた。家を出れば、その後、すぐに居民委員会の委員がどこに行くのかと聞いてきた。

  8月14日、王俊傑さんは洗脳班で重篤な症状が現れた。警察は責任を逃れるため、ようやく王さんを連れて帰るよう家族を呼んだ。

  2008年9月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/18/184297.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/8/29/100214.html