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米国会シンポジウム:法輪功スポークスマンが迫害制止を呼びかける(写真)

(明慧日本)2008年9月12日午後、米下院の人権グループはレイバーン下院オフィスビルで、オリンピック終了後の中国およびアジア諸国の人権状況についてシンポジウムを開いた。法輪功スポークスマンの張而平氏は招かれて発言し、「法輪功は一つの修煉団体で、私たちが最も関心を持っているのは中国共産党の法輪功修煉者に対する迫害を終結させることです」と述べた。

 
法輪功スポークスマンの張而平氏

張而平氏によると、オリンピックの前夜に、異なる消息筋が実証したところ、1万人以上の法輪功修煉者が不法に捕まえられた。弾圧は激しくなり、表面上、中国共産党は以前のように表面で法輪功を迫害することはないように見えるが、しかし実際は、法輪功に対する迫害を中止したことはなく、逆に更に陰険になったという。

  同氏は、オリンピック開会の7週前に、ヨーロッパ通信衛星会社「ユーテルサット」が新唐人テレビ局との契約に背いたため、新唐人から大陸の民衆に審査されないニュース番組を提供することができなくなった。同時に、ニューヨークやその他の華人コミュニティで、中国共産党の領事館は暴徒を操り、法輪功修煉者に対して人身攻撃を行なって憎しみを煽り、宗教の自由を破壊した行為はすべて憲法に背いたと述べた。

  張氏はアメリカ政府に、これらの中国共産党の共犯者が、アメリカの国土で憎しみを煽り宗教への信仰を破壊する行為を阻止し、暴徒を操って、法輪功を修煉するアメリカの公民を攻撃する中共の外交官を追放するように呼びかけた。同氏は、「アメリカ政府は自国民を保護する責任があり、アメリカを北京の隠れみのにするべきではない」と述べた。

  張而平氏は重ねて、「法輪功はオリンピックあるいはその他のスポーツや文化活動に対していかなる考えも持たず、私たちが関心を持っているのは、中国大陸で拘禁されている法輪功修煉者を直ちに釈放し、法輪功に対する迫害を停止し、迫害に参与する犯人を法に照らして制裁することです」と明言した。

  アメリカ国会議員のスミス氏はインタビューで、中共政府はどうして法輪功修煉者を憎むのか理解できないと感じた。多くの人は迫害されて死に至り、中共政府は、甚だしきに至ってはアメリカやその他の至る所で法輪功修煉者を襲撃した。ニューヨークのフラッシングの攻撃事件のビデオ画像を見て分かるように、中共政府は法輪功を迫害することにとても執着している。いかなる人から見ても、これは決して安定して成熟した自信のある政府がすることではなく、まさにその弱みと恐怖感を暴露したものだと指摘した。

  アムネスティ・インターナショナル、チベット団体、人権観察等を含む10以上の団体の代表たちはシンポジウムで証言し、中国共産党がオリンピックの前と期間中の人権侵害、およびオリンピック終了後の人権の悪化に関心を持っていると表した。会議に出席した団体は、国際社会が引き続き中国とアジアのその他の独裁政権に圧力を加えて、それらの政権が人民を引き続き迫害することを制止するように呼びかけた。数人の国会議員も心遣いを見せた。

  2008年9月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/16/185995.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/9/17/100714.html