張興武さん夫婦が受けた迫害報告書を国連に提出
(明慧日本)法輪功修煉者・張興武さん夫婦は、中国共産党から受けた残酷な迫害事実を国連に提出した。法輪功人権組織は、国連人権委員会に対し、この事件に注目するよう呼びかけた。張興武さん夫婦の案件は、中共のオリンピック開催における法輪功修煉者への迫害に関する新たな証拠である。この法輪功人権組織は、社会からより多くの正義の声を呼び起こし、拘束されている中国の法輪功修煉者が自由を獲得するよう望んでいる。
山東省済南市教育学院の元副教授を務めていた張興武さんと、妻の劉品傑さん(済南市半導体研究所の退職従業員)は、それぞれ60歳になり、定年退職している。夫婦は二人とも法輪功修煉者である。2008年7月16日夜10時頃、山東省済南市魏家庄派出所の警官らは、地元の610弁公室の指示のもと、張興武さんの家に侵入、大量の私財や現金、クレジットカードを没収したうえ、年配の張興武さん夫婦を不法逮捕した。それからというもの、劉品傑さんは急病を患い、一人で生活出来なくなってしまった。劉品傑さんは、地元の派出所で24時間拘束された。しかし、劉さんは家族が1万元を支払うことでタンカーに乗り、家路に着くことが出来た。8月6日、済南市610弁公室は、魏家庄派出所の悪らつな警官らに対して指示を下した。この警官らは再び劉品傑さんを不法逮捕し、強制的に拘禁した。今日にいたっても、劉さんは拘束されており、張興武さんも済南市留置場で拘束されている。
2008年8月19日、張興武さんの娘の法輪功修煉者・張霜穎さんは、ニューヨーク州議会のオフィスで記者会見を行なった。張霜穎さんは、マスコミと社会に対し、中国共産党による残酷な迫害事実を暴き出した。そして中共当局に拘束されている高齢の両親の釈放を呼びかけた。この呼びかけは、ニューヨーク州の多くの議員に支持され、張霜穎さんは同時に米ブッシュ大統領に助けを求めた。
この呼びかけの書類は、国連組織に提出され、特に中国共産党の610弁公室による迫害について言及している。さらには労働教養所と悪らつな警官らの張興武さんへの迫害の数々や、責任者の氏名なども書かれている。この書類は、国連と国際社会が中共の真の姿を理解するのに重要な証拠となった。
2008年9月21日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/14/185843.html)
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