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武漢市公安局:オリンピック前に法輪功修煉者・曹長林さんを殺害

(明慧日本)武漢市キョウ口区公安支局は2008年8月8日、北京五輪開催と同時に、法輪功修煉者・曹長林さん(78)を不法に逮捕した。その後、曹長林さんは迫害のため死亡した。遺体を火葬する際、家族が曹長林さんを着替えさせることも許されなかった。

 曹長林さんは8月8日夜9時半ごろ、外出するときに行方不明になり、家族がいたるところで探しても見つからなかった。三日目に、家族は武漢市第十医院で曹さんが緊急救命措置を受けていることを突然知らされた。その後、家族が確認したところ、曹さんは2008年8月8日夜10時ごろ、警官に身柄を拘束され、その後、救急車で武漢市第十医院に運ばれたという。

 曹さんの頭部にはたくさんの損傷があり、肉眼でも顕著なくぼみが三つあり、耳から出血していた。すでに目が見えなくなり、左肩が骨折し、背中は傷だらけで見るに耐えない。腎臓も暴行を受けて機能が低下し、病院に運ばれた当時、すでに知覚を失っていたという。さらに、目撃者の話によると、曹さんの器官が切開されたという。

 病院側は、曹さんは8月15日に死亡したと話している。しかし、曹さんの家族はそれ以来、曹さんの遺体を見ることが禁じられ、火葬される直前まで、曹さんが着ていた服を着替えさせることもすべて病院の看護士が担当した。この点から、病院と公安支局は、権力を通して、曹さんが迫害で死亡した事実を極力覆い隠そうとし、できるだけ人に触れないよう背後から操作していることが分かる。

 曹さんは1994年から法輪功の修煉を始めた。修煉してから長年、曹さんは病気にかからなくなった。しかし、このような健康で高尚な年配者が、たったの数日の間に、迫害のため公安支局により殺害されたとは、実に悲しいことである。曹さんは2001年に、一度洗脳班に拘禁されたことがある。

 曹さんの迫害致死について、さらに詳細な情報を求む。

 2008年9月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/16/185986.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/9/18/100742.html