日本明慧
■印刷版   

吉林省:劉成達さんは不法に一年以上監禁

(明慧日本)吉林省吉林市の法輪功修煉者・劉成達さんは、一年余りにわたって連行、監禁され、その期間中に残虐な拷問を強いられ、家族が何度面会を要求しても許可されず、警官らは刑罰を下すと言いふらしている。中秋節が過ぎたばかりの9月16日午前9時、劉成達さんの家族は再び吉林市船営支局に行き、案件担当者の王守義に劉成達さんの釈放を求めた。王守義は、「釈放する事はあり得ない、他の誰を釈放しても彼はしない」と言った。 

 劉成達さんは2007年6月12日に連行され、家の中を警官らに掻き乱されてぐちゃぐちゃになり、たんすの中の洋服がすべて取り出され、すべての靴、靴敷きも奪われた。40㎡の家は部屋からキッチンまで地面が見えなくなり、まるでゴミ捨て場のようになった。警察は待ち伏せをすることが長いので、酒の瓶、ペットボトル、灰皿、吸い殻、向日葵の種の殻、トランプなどがあふれていた。地面に布団を敷いて、警察らは帰っても窓を閉めず、部屋中ほこりまみれだった。雨が降ってベッドの掛け布団、毛布などがびっしょりぬれて、かびが生えている。さらに警官は新しい掛け布団一組、カーテン、かばんを一個を盗んだ。鞄の中には盗んだ住宅所有者証、計現金5000元の預金通帳2つと他の証券若干が入っている。 

 劉成達さんは誘拐された後、1度不法に公安局の警察犬飼育基地内に監禁され、迫害された。その後、不法に吉林市留置場に拘禁され、すでに1年3ヶ月が経ったが、家族は彼の状況に対して何も知らず、とても心配している。現地の中共関連人員は不法に刑罰を下すつもりだという。

 船営支局はいわゆる「資料」を船営検察院に送り届けたが、証拠不足として船営支局まで戻された。船営支局は再度、材料をかき集めて検察院に届け、刑罰を下すよう強要した。劉成達さんの親戚は何度も公安局と検察院の間を斡旋して釈放するよう努力しているが、船営支の王守義は「内容が多すぎで、判定しなければならない」と言った。  

 9月9日、劉成達さん家族は再度、吉林市船営検察院まで行き、案件担当者の付萍に事情を打診したが、付萍と一緒にいる高鳴は、「今は船営公安支局に手配しているところ」だと言った。家族は彼らに、法輪功修煉者は皆いい人なので、直ちに釈放すべきで、これからも法輪功の迫害訴訟事件を受理しないように忠告した。

 9月11日、劉成達さんの家族は吉林市留置場に行き、劉成達さんとの面会を求めたが、留置場所長の李偉は面会できないと答えた。また副所長の従茂華に聞いてみたが、同じくできない結果だった。家族は監獄の張医師と会いたいと言ったが、従茂華はいないと断った。家族は皆、劉さんの安否を心配したまま、吉林市留置場を離れた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年9月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/21/186275.html