成都市:11人の法輪功修煉者が迫害された
(明慧日本)2008年9月27日(土曜日)、四川省成都市の武侯区裁判所は、現在11人の法輪功修煉者に非公開の裁判を強行しようとしている。迫害を受けている法輪功修煉者は、丁沢揚さん、鐘芳璞さん、劉嘉さん、蒋宗林さん、劉邦成さん、祝仁彬さん、毛坤さん、陳世坤さん、姜洪媛さん、毛綺さん、秦敏さんなどである。
9月25日、四川大学教授・丁沢揚さんの家族に雇われた弁護士は早朝、留置場まで足を運んだ。しかし、なかなか当事者の丁さんとは面会することが出来なかった。警官は午後になってようやく「丁さんは数日前に入院した」と教えてくれた。再度、詳しい話を警官に尋ねると、丁さんは成都青羊区、万和路の病院にいると分かった。この病院は留置場と結託していて、法輪功修煉者を迫害しているとのことである。これまで数人の法輪功修煉者がこの病院で迫害を受けて不自由になり、死亡者も出ている。四川大学、外国語学院の教師・房慧さんは、この病院で2003年に迫害を受け、まさに「死ぬ一歩手前」であったという。今年の3月、周慧敏さんは法輪功修煉者の鐘芳璞さんや丁沢揚さんなど9人と共に、武侯検察院の手によって不法に逮捕された。周慧敏さんは、青羊区の人民病院で迫害を受け、死亡している。
丁沢揚さんは、普段は体が丈夫で数十年に渡って大きな病気もなかった。弁護士は丁さんの無罪を勝ち取るための弁護をするべく、9月11日に丁さんと面会した。丁さんとはうまく交流も出来ていたし、当時の丁さんはまだ元気でもあり、とても穏やかだった。丁さんは当時、無罪を勝ち取るための弁護について、弁護士に同意をしていた。ところが今回、丁さんが突然入院することになって、家族は非常に驚いた。入院した原因もはっきり分からず、不明な毒物で迫害を受けたのではないかと心配しているのだ。現在、家族は丁さんを即刻釈放するよう要求している。
成都市青羊区の人民病院(青羊区新華社区衛生サービスセンター)は、成都市の留置場として指定されている法輪功修煉者の迫害専門病院である。成都市の「610弁公室」は、中共と共同で組織的に法輪功修煉者を虐待、拷問している。多くの法輪功修煉者はこの病院で強制的に灌食され、中枢神経を破壊する薬物を注射された。法輪功修煉者・趙忠玲さん(44歳)は、2007年5月5日にこの病院で迫害を受けて死亡した。また、法輪功修煉者・黄敏さん(53歳)も、2007年8月15日に青羊区病院で迫害を受けて死亡している。同様に迫害を受けて死亡した他の法輪功修煉者は、鄧建萍さん、段世璞さん、陳桂君さん、胡紅躍さん、黄麗莎さん、沈立之さんほか、数名の氏名がはっきりしていない人がいたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年9月29日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/27/186665.html)
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