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丸く輝く中秋の名月、家族は円満にだんらんできない

(明慧日本)空に浮かぶ中秋の名月が、丸々と光を放っているのを見て、幾度も一家だんらんの幸せな場面を思い浮かべながら、私は非常に悲しかった。なぜなら、私はずっとある人を心配しているからだ。その人は自らの信念を放棄せず、良い人として己を修煉し続けてきたことを理由として、今日まで不法に拘禁され、残酷な拷問を受け、最終的に重病を患うようになった私の家族、孫志芬である。

 孫志芬さん(49)には、三人の子供がいる。黒龍江省双城市北門外に住んでいる。主に小売業で生計を立て、貧しい日々を送っていたが、1998年に夫が突然病気のためこの世を去った。そのため、孫志芬さんは非常に悲しみに暮れていた。ちょうどこの時、孫志芬さんは法輪功に出会い、新しい生活に向かって希望を持って生きようと決心した。それ以来、孫志芬さんはいつも、法輪功が自分を救ってくれたと感慨深く話していた。

 しかし、幸せな日々は長くは続かなかった。1999年7.20、中共による法輪功への残酷な迫害が始まってから、孫志芬さんは法輪功のために陳情したことを理由に、11年もの判決を言い渡された。その後、在双城第二看守所、万家労働教養所、黒龍江省女子監獄に拘禁された。その期間、孫さんは常に暴力を受け、強引に灌食させられた。度重なる暴行のため上の歯は1本しか残らなかった。非常に痩せこけていた孫さんは、糖尿病、高血圧なども患い、視力が極度に落ちた。私達家族は、孫さんの保釈を監獄側に何度も求めたが、監獄は常に責任逃れし、家族からの要求を無視し続けてきた。

 私がこの文章を書き出したのは、大双城市に住むすべての人々が支援の手を差し伸べ、できる限りの力を尽くして救ってほしい。この良い人が再び自由を獲得することで、今後の中秋に月も家庭も共に円満に過ごせるようにしたい。

 2008年10月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/28/186727.html