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悪らつな警官、無実で重態の張春河さんに訴訟を提起

(明慧日本) 広東省の広州増城に住む法輪功修煉者・張春河さん(女性)が不法に強制連行されてから2ヶ月が経つ。迫害に参加した警官は、張さんが癌になったことを知りながら、張さんを釈放しなかった。また無実の張さんに対して訴訟を提起し、懲役を科すことまで計画しているのである……。

 2008年7月23日、仕事中の張さんは、悪らつな増城の「610弁公室」のメンバー、ならびに西園交番の警官に不法に強制連行された。張さんは、彼らの手によって広州の「洗脳班」に送られるところだったが、身体検査によって張さんが癌にかかり、危篤状態に陥いっていることが判明した。面倒なことは避けようと、広州の「洗脳班」も張さんの収容を拒んだのである。

 しかし、「610弁公室」の悪らつな警官は、張さんへの迫害を断念したわけではなかった……。7月25日のことである。悪らつな警官は張さん宅に押し入って、法輪功の真相を伝える資料やパソコンなどを強奪した。また張さん自身も不法に強制連行させられている。そして2カ月の月日が流れたが、張さんは今でも増城の交番に拘束されたままなのだ……。

 張さんが収容所で不法に拘束された際、身体検査で癌が見つかり、全身が腫れていた。「610弁公室」の悪らつな警官は、張さんの家族にこう言った。「張さんが危篤状態に陥っているので、サインをすれば手術をする」と……。しかし、家族には「610弁公室」が考えている「手のうち」がよく分かっていたので、これをきっぱりと断った。

 調査によると、悪らつな警官は張さんに対し、不法にも訴訟を提起している。現在、張さんの家族は、全員が中共の監視下にある。80歳を過ぎた張さんの父親は、娘の張さんのことでショックを受け、広州の病院に運ばれた。またこの間、悪らつな警官は、病院まで張さんの父親を尾行していた……。さて、法輪功修煉者の張さんは、2000年に北京へ行ったことがある。なぜならば、中共の実態を暴露して、中共に洗脳された多くの人々を救うためである。しかし、張さんは不法にも強制連行の後、労働教養まで課されている。張さんは、「610弁公室」の迫害で安心して暮らせる場所すらなくなっていた。夫との離婚もせざるを得なかったのである……。

 増城政法委、「610弁公室」、国家安全部などの悪らつな警官らは、数年以来、地元の法輪功修煉者に対して迫害を止めることはなかった。「610弁公室」の主任である鐘保超と王建莱は、役職を上げるため、中共政権の手先となっている。以下は、その他3名の法輪功修煉者の迫害状況である。

 法輪功修煉者・陳茂華さんは、7月23日に増城の「610弁公室」に不法に強制連行させられた。現在、陳さんは広州市の「洗脳班」に拘束されている。

 法輪功修煉者・頼伯鋭さんは、5月8日に不法に強制連行されてから、今までずっと増城収容所に拘束されている。

 深セン市の法輪功修煉者・楊少蘭さんは、7月22日、夫と一緒に香港から大陸に戻ってきた。そして2日後の24日、東圃ショッピングセンター付近で悪らつな警官に不法にも強制連行され、天河区の収容所に拘束されていた。増城交番の悪らつな警官は、楊さんを15日間収容してから釈放すると言った。しかし、8月9日になると、楊さんは広州市の「洗脳班」まで移送され、さらに迫害を受けることになったのである……。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年10月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/28/186691.html