日本明慧
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内に向かって探す中で、向上し昇華する


文/大陸大法弟子

(明慧日本)ある日のグループ勉強会のとき、1人の同修が私に向かって彼のウソの話を捏造している、と厳しく責めました。私は当時本当に何がなんだかまったくわからず、呆然としましたが、すぐに師父の教えの「トラブルに直面するとき、内に向かって探す」を思い出しました。

 私は自分の心を落ち着かせ、内に向かって探し始めました。結局、たくさんの人心・恨み、不平不満、良い言葉を好む、耳ざわりな言葉を聞きたがらない、自我を強調する、人にけちを付けたがる、情が強いため寛容が足りない、他人より自己の損得を先に考える、私心、嫉妬心、顕示心、自尊心など、たくさんの人心を見出しました。私は初めて真に内に向かって探しました。もともと法の勉強がよくできていないため、どう探してよいかわからなかったのです。探さないとき、自分の修煉はまずまずできていると勘違いしていました。前述のこの同修は一枚の鏡のように私の執着心をあぶり出しました。

 執着心を見つけると、私はすぐに発正念をし、これらの良くない人心を根底から解体し消滅させることにしました。発正念のとき、私の全身がだいぶ軽くなりました。慈悲なる師父が私のために体内の良くない人心から生じた物を取り除いてくださったと真に実感できました。

 師父の広大なる慈悲に感謝します。師父の高徳な大法は再び私を導き、「修は己にありて、功は師にあり」との法理をもう一度実証させました。『転法輪』で述べられた「たえず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです」の法理の内包をさらに理解できました。

 師父は私たちに多くのものを与えられました。私は「苦を忍び、精進する」と決心したのです。法をよく学ぶことは、大法をさらによく実証し、衆生を救い済度し、師父が按排された三つの事をよくおこなうために最も大切な事です。私は正しい念、正しい行いをもって師父の慈悲なる済度に応え、師父の要求された円満の基準に合格できるよう努力します。

 2008年10月5日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/10/3/187038.html