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黒竜江省:夫婦ともに連行され、不法な裁判に直面 (写真) (明慧日本) 黒竜江省密山市の法輪功修煉者・劉景禄さん、孫玉香さん夫婦が警察に連行されから3カ月経っており、現在不法に鶏西市第一留置場に拘禁されている。6歳半の息子は家で両親の保護が必要であるにもかかわらず、中共の関連当局者は鶏西市鶏冠区検察院をコントロールして、不法に劉さん夫婦を起訴しようと企んでいる。
劉景禄さん(39歳男性)は中学校卒業、元密山市水利局セメント加工工場職員で、黒竜江省密山市体育館団地に住んでいる。13年前に労務輸出としてロシアに滞在し、その後自分で商売を始めて、2007年5月に帰国した。 劉さんは1998年法輪大法を修煉し始め、タバコと酒を止め、深刻な胃潰瘍(穿孔した)も急速に自然治癒した。そして心身ともに健康になり、性格も優しくなった。劉さんの妻・孫麗香さん(39)は中学校卒業、無職である。1996年より法輪大法を修煉し、健康になり、特に子宮出血も全快した。 2008年6月2日夜、劉さんが妻・孫麗香さんを車に乗せて太平郷を走っていた時、密告により連行された。6月3日朝、密山市国保大隊の王耀光、李剛、高世同等が劉さんの家にやって来た。悪らつな警官・李剛らは先に車庫へ行き、他の者は家に押し入って、不法に家財を差し押さえた。 劉さんが長年苦労して経営してきた生活用品を警官に略奪された。不法な家財の差し押さえに参与したのは密山市第二派出所、密山市国保大隊、鶏西市国保大隊、鶏西市「610弁公室」などである。また、略奪した品物はノートパソコン2台、デスクトップパソコン2台、プリンタ2台、DVD書き込みドライブ1台、さらに30万元に相当する乗用車を奪ってナンバーを換え、第二派出所の車にしてしまった。さらに3万ドルの現金も奪った。また、警官の1人は劉さんの娘が身に付けていた28万元の預金通帳をも強行に奪い取った。娘はその警官に「私の預金通帳を奪ってどうするの?」と聞いた。 警官は「もしこの預金通帳があんたの名前だったら返す。でも、これは劉景禄の名前であり、法輪功が外国から劉景禄に送金してきたのかどうかを調べなければならない」と言った。その他の物品若干、また、3万米ドルも記録されておらず、お金と品物の合計は80数万元に達していても、いかなる明細書も家族に手渡さなかった。そして警官は劉さんの家屋(建物と平屋)をすべて撮影した。 6月3日夜、劉さんと妻・孫麗香さんはともに不法に鶏西市に連行され、第二留置場に拘禁された後、8月頃、鶏西市第一留置場へ移送された。6月中旬、鶏西市国保大隊の警官は娘を鶏西市まで呼びつけ、その拘禁通知書に署名させた。その通知書には6月4日に逮捕と書いてあり、密山市国保大隊が先に発した拘禁通知書の6月3日4時頃逮捕の記載と食い違っているのである。 この連行事件は多くの家族に波紋を投げかけた。劉さんの娘が6歳の弟を連れて親族の家に食事に行った際、翌日パトカーが来て、嫌がらせの電話をされた。また、ある時、娘が鶏西市へ母親から転送された手紙を受け取りに行った際、その手紙を受け取った途端に、見知らぬ女性に奪い去られた。彼女らは早目に到着し、更に正確な場所を探し当て、異郷の地でも娘を知っていたのである。これらの警官は子供の電話を盗聴し、毎日尾行していたと思われる。 この事件はすでに9月19日に鶏西市鶏冠区検察院に送付され、検察院側は劉景禄さん夫婦が本当に違法であるかどうかを調べずに、さらにこの冤罪事件を裁判所へ送るつもりであるらしい。現在、家族はすでに弁護士に劉さん夫婦の無実を晴らすよう依頼しているところである。 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 2008年10月8日 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/10/1/186936.html) |
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