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湖南省:劉碧蓮さんは8回も連行された

(明慧日本)湖南省岳陽市の法輪功修煉者・劉碧蓮さん(68)は、1998年に法を得た。劉さんは修煉して10年になるが、中共政権に8回も連行され、残酷な迫害に遭った。

  2008年3月5日、岳陽市楼区公安分局国保大隊と冷水鋪派出所の警官7、8人が北港郷高家望岳村の李(免職された幹部)に引率され、劉さんの自宅に不法に侵入し、家宅捜索し、法輪大法の書籍、真相資料(2袋)、新しいDVDプレーヤー、新しいコート、新しいズボンなどを奪った。また、劉さんの自宅の鍵を奪って18日間隠れ住み(待ち伏せるため)、劉さんの家にある食べ物を食べ、劉さんの家を背景に、真相資料を配っている偽りの写真を作った。罪を被せるつもりだった。

  3月5日、警官は劉さんを不法に冷水鋪派出所に監禁し、夜になって両腕に手錠をかけ、椅子につないだ。翌日、劉さんを不法岳陽市洞庭ホテルに監禁した。この洞庭ホテルでは法輪功修煉者・孫平華さん、胡和平さん、薛忠義さん、姚大華さん、周永兵さん、沈純芳さん、周想保さん、付冬秀さん、丁洞庭さん、張健さん、単柏培さんなどが残酷な拷問を加えられた。孫平華さんは3月19日昼ごろ、両腕に手錠をかけられ、5人の警官に殴られたり蹴られたりした。また、彼らは孫さんを地面に押し倒し、かけた手錠を外側に引っ張ったため、肩関節の神経が切れ、左手に障害が残った。胡和平さんは強打されて肝臓が傷害され、腹水が再び貯まるようになり、8月7日朝、亡くなった。

  劉さんは不法な拷問で4昼夜自白を強要され、その後、雲溪留置場に送られ、87日間監禁された。劉さんは迫害に抗議して断食した。警官は岳化長嶺病院に連れて行き、検査をしたが、結果病気はなかった。警官は劉さんをエレベーターで高層の暗い部屋に入れ、床に放置、鼻に酸素吸入のチューブを挿入した。しかし実際には酸素は出ていなかった。警官と医師は劉さんが間もなく死亡するだろうと、近くで話していた。雲溪留置場の李衛珍は「劉碧蓮は田舎者で、あまり知識もないし、家族は面会にあまり来ていない」と言った。医師は劉さんの手の脈などを押したが反応がなかったため、腰部を指して「ここを開けよう。臓器は値打ちがあるよ。死んだら、外へ捨てれば誰にも分からないよ」と言った。そのとき、劉さんは意識が戻り、室内に手術台があるのを見た。警官と医師は劉さんの意識が回復したのを見て「さっきは死んだ振りをしていたのかよ」と言いながら、劉さんを手術台に載せようとした。劉さんは反抗しながら「もし、載せたら窓を開けて大声で助けを呼ぶよ!」と言ったので彼らはやめた。

  雲溪留置場に戻った後、劉さんは断食を続けて迫害に抗議した。警官は仕方なく、服役中、重病のための一時出所として劉さんを釈放した。

  オリンピック前後、警察は劉さんを捜索し続けたので、劉さんはずっと放浪している。

  70歳近い老人が「真・善・忍」を修煉しているだけで、8回も連行され、家があっても帰ることができない。これが中共政権の「調和社会」なのであろうか?

  2008年10月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/28/186202.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/10/4/101215.html