日本明慧
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足が痛くなってから


文/日本の大法弟子

(明慧日本)今年の7月から、右足のふくらはぎが突然わけもなく痛み始めました。何度か発正念をしてみても、これといった効果もありませんでした。当時は「病業」かもしれないと思い、あまり気にもしませんでした。しかし、一カ月以上経っても治るどころか、痛みはますます激しくなり、歩行時も刺されるような痛みを感じるようにまで発展したのです。この時、初めて問題の重大性を意識し始めました。

 右足の内側をよく見ると、そこには手の平サイズの青あざができていて、外傷はないのですが、へこんでおり、筋肉が萎縮していることがわかりました。これが足の痛みの原因だったのです。私は普段、よく右足を左足の上に乗せて足を組むのですが、青あざはちょうど押されている部分だと気がつきました。自分は普段足を組むのが好きで、会社での大半の時間はデスクの下で足を組んで過ごしていたのです。自分でも正式な場所などでは足を組んではいけないことぐらいは知っていましたが、人が見ていない場所で足を組んでなぜ悪いのかなどとは一度も考えたことがありませんでした。

 しかし、師父は説法の中で仰っています。「その当時学校へ行く人は、みな座禅を重んじ、坐る姿勢にも厳しかったのです。筆を持てば、気を運び、呼吸を整えることを重んじていました。どのような仕事をしても心を浄め、息を調整することを重視し、社会全体がこのような状態にあったのです」。『転法輪』

 私は足を組むことはみっともないだけでなく、現代人類の道徳が堕落し自分の悪習に対する放任であることを認識しました。この事は私に、大法弟子として法に基づいて自分の一つ一つの言動を正すべきだと気づかせてくれました。私が足を組む習慣を徹底的に直した時、ふくらはぎの痛みも知らないうちに消えていました。

 2008年10月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/10/10/187419.html