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唐麗文さん、中国共産党に強制連行され7年の実刑判決

(明慧日本)内モンゴル在住の法輪功修煉者・唐麗文さん(68歳女性)は、中国共産党の警官に強制連行されて9カ月間心身ともに迫害を受けていたが、先日、7年の実刑判決を言い渡され、呼和浩特市女子刑務所へ連行された。

 警官は、唐さんのパソコンのパスワードを聞き出すため、唐さんの背中に大きな板を載せ、両手を手錠で鉄管に縛り付けた。唐さんは座ることも立つこともできず、ずっと腰を曲げたままの姿勢だった。警官は唐さんに数日間何も食べさせず、塩水や不明な食物を強制的に灌食した。9月中旬になって唐さんは体調が崩れ、伝染病院に強制連行され、不明な薬物を打たれた。唐さんは尿と便を失禁し、精神がもうろうとなり、大声で叫んだり、泣いたり笑ったりした。

  唐麗文さんは金属関係の会社員で、病気で早期に退職した。40代のころ乳腺癌に罹り、天津で手術を受けた。しかし6年後、胸に別の腫瘍が発見され、あちこちに良い治療を探しに行った。1997年、唐さんにとってたいへん良い転機が訪れた。それは法輪大法を得た事であった。それから、唐さんは一心に法輪大法の「 真・善・忍」に基づいて修煉し、心と精神が昇華され、数年の難病が消えた。唐さんの病気を治療した医師は、彼女は今年手術を受けた乳癌患者の中で、唯一の生存者だと言った。

  1999年7月、法輪功が中共に弾圧されて以来、唐さんは他の法輪功修煉者たちと同じように政府や民衆に法輪功の真相を伝えた。しかし、この9年来、唐さんは中共に6回も身柄を拘束され、家宅を捜索され、2回の労働教養処分を受けた。

  2008年1月4日夜、唐さんは町で中共の警官に強制連行された。通遼市科区の王波、関振鋼、馬などの警官らは唐さんの家の鍵を奪って家宅に侵入し、80歳をすぎた夫を押さえつけてパソコンや現金など何万元もの財産を没収した。

  この9カ月間、迫害を受けた唐さんは体が動かなくなったため、審判や判決は監禁室で不法に行われた。

  唐さんの夫は市、区の警察署、検察院、裁判所を数回訪れ、手紙なども送ったがすべて無視された。7年の実刑を言い渡された後、唐さんの夫や息子の嫁の面会の申し出も許されなかった。

 北京オリンピック前には、令状が提示されず、強制連行された通遼地区の法輪功修煉者は約30人いる。皆、家宅捜索や家財の没収を受け、1人が釈放された以外に、それぞれ各県の留置場に入れられた。

  2008年10月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/10/6/187180.html