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心を正すことで悪は死滅する


文/大陸の大法弟子

(明慧日本)私は1996年11月に法を得た弟子です。当時、息子と数人の同修が家で師父の説法ビデオを見ていました。師父はとても良い説法をされてとても道理に適っている、師父は人を済度しに来られた方だと悟りました。その時は40歳ぐらいでしたが体の調子が悪く、いつも薬を飲んで病院に通っており、3回手術をしたこともあります。いつも病気の事を考え、睡眠不足になったこともありました。ある日、気功で体を鍛えることを思い付きました。しかし練功をしても体は徹底的に良くなりませんでした。息子は「お母さん、法輪功をやれば! 多くの人は法輪功を煉功して病気が治ったというよ。薬を飲まなくても病院に通わなくてもよく、その上、体が軽く感じるようになるなんてとてもすばらしいじゃない! 師父は本当に高次元へ人を指導しに来られたんだよ」と私に言いました。

 修煉の道に入った後、体は非常に気持ちよくなり、足が軽くなり、自転車をこぐ時には後ろで人が押しているようでした。家庭に対しても、社会に対してもとてもよい事で、友だちや親戚、近所みんなが法輪功はすばらしいと言いました。薬代がいらず、お金もいらず、それで体がよくなるのです。法輪功は真・善・忍を修煉し、良い行いをし、良い人になることができるのです。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功を迫害し始めました。真相を伝え、世人を救うことを決意しました。1999年12月、外で集団煉功をした時、私と息子は不法に15日間拘留されました。2000年1月、5人の修煉者が一緒に北京に真相を伝えに行って、15日間拘留され、私は1年の労働教養を科されました。2回目は同修の家で横断幕を作る準備をしていたところ、5人の同修が警官らに捕らえられ、不法に2カ月収監され、私は2年の労働教養を科されました。

 私は、自分に漏れがあることを悟りました。大法に対する認識が不足し、法を学ぶことが足りず、執着心を引き起こしたため、本当によく原因を探るべきだと思いました。師父の説法はとても分かりやすいのですが、肝心な時、なぜ邪悪に妥協するのでしょうか? 根本の執着を探し当てて取り除き、向上して昇華しなければ、邪悪はそう簡単には放してくれません。中国共産党は長年にわたって大法を迫害し、なぜ私は多く迫害を受けたのでしょうか? 恐怖も一つの重要な原因でした。

 法の中で認識することができず、警察にいわゆる「証拠」を掴まれた事で迫害されました。迫害を認め、邪悪に弱みを掴まれ、法理上で認識できず、警察が欲しがる「決裂書」を書きました。「決裂書」はどんなものなのか後で気付きました。それは一人の修煉者の幾万年も待ち続けたことをほぼ破壊することに等しく、先史以前の大きな願いを取り消すことになり、自分に対応する衆生を死滅させる事でした。「決裂書」に自分の名前を書いた時、心がものすごく痛み、死んだほうがましなほどでした。労働教養所の同修はほぼ同じ様子でした。大泣きして、耐え切れず今までにない激しい声をあげて泣きました。労働教養所で「転向」させられた人はみな同じ気持ちでした。

 その後、私は悟りました。対応した天体の衆生の期待に背いたため、彼らの泣き声が私に届きました。私が彼らを死滅させ、彼らが泣かないはずがありません! 夢の中で自分が何もない広々とした天体から落ち、その恐怖は人間の言葉で表現することができず、とても怖いものでした! 絶望のなかで心の底から師父を呼び、やっと止まりました。邪悪に制圧された後の恐ろしい結果は、何千万回死んでも、この恐ろしさに及びません! 師父の要求、大法の基準に従って行い、一切の人心を放棄することこそ正しいのです。

 もし修煉の中で、着実に名、利、情の執着を捨てることができれば、怖いものはないはずです。私は悟りました。怖いということは自分の息子に対する執着ではないでしょうか、息子が落ちることを恐れ、息子が労働教養されることが怖いのでしょうか? 家族が迫害を受けるのが怖い、牢獄での苦しさが怖く、生死に対する執着、生死を放棄できないのです。そのため無意識に旧勢力の按排した道を歩んでしまいました。修煉は厳粛であり、一つの誤りも許されず、師父の要求に従わないならば、旧勢力のままに従ってしまいます。

 直ちに「厳正に声明」すべきであり、自分が間違ったことを知った時、徹底的に間違った原因を探るべきで、同じ問題上で二度と間違ってはならないと悟りました。それは自分が責任を放棄したことで、厳しく言えば、師父と大法に対する不敬です! 誰でも正法の時間は限られています。この最後の残り時間を大事にすべきです。くれぐれも世間の虚像に惑わされず、くれぐれも二度と回り道をしないことです。「厳正声明」を発表した後、まだ逃した機会を補うことができます。くれぐれも「厳正声明」を逃げ場にしてはいけません。

 修煉する前に肉腫の癌を治療したことがあり、労働教養所で迫害を受けたときに医者はもう末期に入ったと言いましたが、大法を修煉している自分は大丈夫だと感じました。師父が私の体内の悪い黒い物質を取り除いてくださり、満身業力だらけの私を地獄から救い出してくださいました。けれども自分の悟性が悪く、人心はとても重く、その度に転んで、慈悲深く偉大な師父に対して本当に申し訳ないことでした。

 2008年5月、他の2人の同修と同修の家でまた警官に連行されました。警官は5、6台のパトカーを出して、20人ぐらいの警官が師父の肖像、大法の本、真相資料を奪い取りました。私は、絶対に師父が按排された道を歩み、旧勢力を認めず、旧勢力の迫害を否定し、絶対に正念を持って正しく行い突破すべきだと悟りました。不法に収監されていた間に公安、610弁公務室の人に、「あなたたちはこのように法輪功修煉者を迫害しないでください。私たちは何も悪いことをしていません。みんな良い人です」と真相を伝えました。私が真相を語るのを聞かない人は私に手を出そうとしましたが、正念を発して彼らの空間場の邪悪を整理したので、彼らは立つこともできなくなって、怖くて逃げていきました。

 私は警官らに、私たちは中国の公民であり、「真・善・忍」を信仰する権利がある、全世界80カ国の人たちが一人ひとり良い行いをして良い人になる修煉をしていると伝えました。警官が私を審問するとき、私たち法輪功を修煉する人は全員良い人であることを話しました。警官は「あなたは真相のビラを配り、スローガンを貼ったか?」と尋ねました。これは旧勢力が私を迫害し、「証拠」を探そうとしていると悟りました。「違法なことはしていません。私たちは真・善・忍を信仰し、間違っていなません」と揺るぎなく答えました。警官はずっと「真相資料を配ったか?」、「どこから来たのか?」と問い詰めました。私は絶対に言いませんでした。最後になって警官は審問しなくなりました。不法に収監されていた期間、警察、囚人の合計17人が中国共産党を脱退しました。15日間拘束されましたが、無罪で釈放されました。

 今回の迫害を正念で突破し、この文章を書きました。6年前にも書こうとしましたが書けませんでした。実は修煉者は内に向けて探し、内に向けて修めるしかありません。自分の宇宙天体内の邪悪を整理して取り除かなければ、迫害はいつでも発生する可能性があり、他の誰の助も助けることはできず、さらに他の修煉者の妨害になってしまいます。心を静かにして法を学び、法で自分を浄化し、人の考えを少しずつ捨て、根本的に常人の観念を捨てて、法の中で向上して上昇し、邪悪が解体されるとき迫害は終わります。

 2008年10月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/4/187052.html