日本明慧
■印刷版   

法輪功修煉者の洪騰祥校長は教育界の特別栄誉賞を受賞(写真)

(明慧日本)2008年9月26日、法輪功を修煉して5年になる台湾宜蘭県慧灯中学校校長の洪騰祥氏は、「中華民国私立教育事業協会」の第22回「弘道賞」を受賞した。この賞は、台湾私立学校教師にとって最高の栄誉であるだけでなく、政府の公布する「師鋒賞」に等しいと見なされており、教育界での特別な栄誉である。「弘道賞」を獲得するには、台湾の各大学、高校、中学校、小学校の10万人以上の教師の中で、全てにおいて最優秀でなくてはならず、誠に殊勝なことである。

「弘道賞」を受賞した法輪功修煉者の洪騰祥校長

10万人以上の教師から「弘道賞」に選ばれた洪騰祥校長

 洪校長の生い立ちは貧しかったが、大学時代は歴史を専攻し、台湾と米国の大学院では主に教育の研究を行った。同氏は教育界に勤めて31年、私立学校3校の校長を歴任し、今は学生数の多い記録をもつ学校ですでに10数年の勤務を経ているが、ずっと彼は「最も優れた校長」と呼ばれている。

 洪校長の学校運営の成果はずば抜けており、幾多の褒賞を獲得した。彼は、16年前に崇義高校の校長に就任すると、懸命に学校を改革し、学生数は5倍に増加した。また陸興高校の校長を務めた期間では、学生数において学校の歴史を刷新した。

 法輪功を修煉し、心身ともに受益

 洪校長は2003年に法輪功を修煉し始めた。「学校にかかりっきり」の状態で生活のほとんどを学校で過ごし、長時間勤務により精神的なプレッシャーや体力の消耗も大きいはずなのに、55歳の洪校長は疲れを感じることなく、身体は丈夫で、少しも老いを感じさせない。

煉功をする洪校長

 洪校長は、「法輪功を修煉してから、明らかに私の教育理念が変わりました。社会での青少年や学生の問題は日に日に深刻となっていますが、しかし私はすでに、法輪大法の真・善・忍に基づいて教育し、法の哲理や智慧を学校教育に生かしており、効果は確かなものになっています」という。

 真相を伝え 中国共産党の迫害を暴露

 法輪功を修煉してきた洪校長は、自分が心身ともに受益したことから、いつも仕事の合間を縫っては政府高官や教育界、学術界等に法輪功の真相を伝え、中国共産党の法輪功への迫害の悪行を暴いている。宜蘭県沿岸の大渓と南方アウ等の漁港には、大勢の中国籍の漁師が出入りし、毎日午後、彼らが帰港する時間帯は現地の法輪功修煉者たちが漁業関係者たちに真相を伝えるよいチャンスとなり、洪校長はいつも彼らに真・善・忍のすばらしさと迫害の真相を伝えている。

 宜蘭県内の宜蘭大学、仏光大学、国立羅東高校、国立儀蘭高等商業学校などでは、法輪功のクラブを設立し、教師と学生たちは法輪功を修煉している。ここ数年、洪校長も何度も宜蘭県「法輪大法教師セミナー」に参加し、積極的かつ丁寧に法を伝えることで、とても良い効果を得た。

2005年1月26、27日の慧灯中学校主催の教師セミナー。洪校長(右)は自ら功法伝授にも携わる

2005年7月2日と3日、宜蘭社会福祉館で開かれた「法輪大法教師セミナー」で司会を務めた洪校長(右)

 2006年12月20日、台湾「宜蘭県教育会」は代表大会を開き、洪校長が決議案を提案して採択された。議案は、中国共産党の法輪功修煉者に対する生体臓器狩りの蛮行を非難し、国際人権組織と世界保健機関に全面的に中国共産党の労働教養所、刑務所および医療機関を調査するように要請し、中国共産党に、直ちに蛮行を終止し検証することのできる臓器移植制度の公開を求めるものである。決議案で、「宜蘭県教育会」は「法輪功迫害真相調査連盟」(CIPFG)に加入することを促進した。

 洪校長及び他の修煉者の努力により、2008年5月7日、宜蘭県議会全体の34人の県議員が共に連署して決議案を採択し、宜蘭県政府が「6月3日人権聖火を宜蘭まで引き継ぐ」活動を主催すると同時に、県議会は割当金を提案し、民衆の参与を奨励することとなった。34人の県議員全員が「グローバル百万人署名」に署名して、宜蘭県の強大な民意を現した。

 学校運営の功績は法輪大法によるもの

 洪校長は、法輪功を修煉してから、法輪大法の哲理と李洪志先生の話がずっと学校運営の根拠であることを強調した。彼は、「教師と学生に対していずれも大法の智慧の導入を忘れません。李先生の法がありますから、学校運営がうまく行かないはずがないと信じています」と語った。

 洪校長は、智慧の面でも法輪大法の内包を用いて、どこでも良い人になり、学校をうまく運営して良い校長になることは、自分を修めると共に人を救うことにもつながると考えている。彼は「1人の法輪功修煉者として、努力し続けることは当然で、修煉してから私たちの学校の運営は日増しに発展向上しており、学生数は日に日に増加し、特に台湾首都の台北県、市の学生、また遠路遥々来た中学校の部だけで900人にもおよぶ学生が、本校の中学生の80%以上を占めており、これは法輪功の威徳によるものです」と述べた。

 「弘道賞」を受賞した洪校長は、「修煉者は名利を求めることなく、ただ己を修めて善に向かいます。今後とも教育の領域で努力し続け、職責を果たし、良い人のうえに、さらに良い人になるよう努力します」と語った。

 2008年10月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/29/186828.html