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法輪功修煉者・崔銀霞さんは任丘裁判所に陥れられる

(明慧日本)法輪功修煉者・崔銀霞さん(44歳女性)は、河北省任丘市石門橋鎮馬村中学校の教師であり、まじめにこつこつと仕事をする先生だと認められている。ところが、中共政権裁判所は、崔さんに対して不法裁判を企んでいる。自らの人権を守るため、崔さんは断食で抗議してすでに30日間が経った。

 2007年旧暦12月、密告された崔さんは辛中驛交番に強制連行され、次の日に任丘市留置場に拘束された。その後、警察官は崔さんの自宅に押入り、家財を没収した。さらに、崔さんの母親は2950元の生活費を奪われた。崔さんの母親は、交番で副所長の王永生に金を返すよう要求したが、王永生は「崔銀霞の問題は小さく言えばなにもない、大きく言えば法律問題になる」と返事をした。崔さんは断食で無理な迫害に抗議したが、この期間に強制的に灌食された。1カ月後、身体検査で崔さんは脈拍が弱く、元気がない様に見えた。警官は、崔さんの健康問題で責任を負うことを避けるため、崔さんを釈放した。数日後、警官はまた重態のままの崔さんを裁判所まで強制連行し、警官は崔さんに「裁判所の裁判になることを待て」と脅迫した。警官は、また崔さんの夫に妻を注意して見るよう指示した。

 中共政権の迫害を避けるため、2008年4月に崔さんは安定した家庭の生活から離れ、流浪生活を始めた。2008年8月28日、崔さんは再び強制連行され、任丘市の留置場に拘束された。8月31日、任丘市裁判所は崔さんの家族に通告しないうちに、崔さんを秘密に審判したが、「証拠」がなかったため、裁判が進められなかった。崔さんの家族は裁判所の不正行為を抗議したため、9月22日、崔さんの母親は任丘市裁判所から「9月22日に崔さんに対して裁判を行う」という通告を受けた。裁判の日、年配の母親(71)は数百キロ離れた所からやってきた。午前9時30分に裁判が始まり、裁判長の趙華卿は崔さんを陥れ、公安局の者が集めたいわゆる「証拠」を出した。ところが、その「証拠」は非常に問題があると弁護士は指摘した。腹が立った公安局の者は弁護士に、「おまえは法律を無視している、嘘を言うな」と怒鳴った。弁護士が、邪教組織を利用して法律の実施を破壊するという理由で、崔さんを有罪にすることに関する法律的問題点について指摘すると、裁判長の趙華卿は激怒し、「これは政治問題である!」とだけ返事した。脅迫された弁護士は何も言えなくなった。

 崔さんは迫害に抗議するため、断食してから30日間が経ち、危険な状態になっている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年10月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/5/187134.html