蒙陰県の親子が受けた迫害事実
(明慧日本)山東省蒙陰県坦埠鎮下東村に住む包西菊さん(54歳女性)は、包家鴨飼育会社の従業員である。2008年6月22日午前、野店派出所の警官らは包家鴨飼育会社に侵入し、強制的に包西菊さんを逮捕し、自宅に連行した。その後、昼寝をしていた包西菊さんの娘さんを起こして、さらにいかなる捜査令状の提示もなく、不法に家宅捜索を行った。警官らは包西菊さんに手錠をかけ、連行しようとしたところ、包西菊さんの娘がそれを止めようとしたが、警官らは包西菊さんの娘にも手錠をかけ、一緒に野店派出所に連行した。
包西菊さん親子が不法に逮捕されてから、地元公安局及び610弁公室の警官らが再び包西菊さんの家に侵入し、家宅捜索を行い、包西菊さんの貯金総額である7000元を横領した。
野店派出所の警官らが、包西菊さん親子をそれぞれ別の部屋に拘禁してから酒を飲みに行った際、包西菊さんは隙を計って抜け出し、自宅に戻って初めて自宅が狼藉状態になり、強盗にあったようになっていると知った。
家族は、包西菊さんが脱走したことで娘がさらに迫害されるのを恐れて、当日午後、包西菊さんと一緒に派出所に行き、包西菊さんの代わりに娘を釈放してほしいと願い出た。しかし娘の釈放どころか、包西菊さんは警官らによる暴力を受けた後、再び拘留された。
6月23日、警官らは包西菊さんおよびその娘を不法に県の留置場に拘留した。地元の公安局および610弁公室の警官らはさらにゆすり上げる目的で、包西菊さんの娘の刑期が満了してからも拘禁し続け、7月15日までに拘禁期間を延長した。その後7000元をゆすりあげてから、初めて包西菊さんの娘を釈放した。包西菊さんは不法に1ヶ月間身柄を拘束され、再びオリンピック開催を理由に洗脳班に拘禁され、迫害を受けた。
洗脳班の中で、包西菊さんは他の法輪功修煉者と同じく独房に拘禁されていた。警官ら十数名が包西菊さんを囲んで暴力をふるい、中国共産党の邪説を包西菊さんに吹き込もうとした。しかし包西菊さんは終始、真・善・忍の信念を守り続けてきた。最終的に包西菊さんは8月25日に33000元をゆすりあげた上で釈放された。
調査の結果、法輪功修煉者に対するゆすり上げは、県公安局、610弁公室の主任である張詠が決定を下し、公安局の副局長である王在恩がサインして実行したという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年10月13日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/11/187498.html)
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