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本当に家に帰る道を見つけた(写真)

(明慧日本)(明慧記者・鄭語焉)「危機は転機でもある」と言うことわざがあります。しかし、これは肝心な時に正しい選択をしたかどうかによるものです。周亮君さんは、2003年から法輪大法の創始者の李洪志師父の説法録音を聞いたあの時から、自分がすでに大法弟子になったことを堅く信じています。彼女が真に心から修煉し始めて2年余りが経ったとき、「大法は私の全てを再び生み出して下さいました」と話しました。

 基隆に住んでいる周亮君さんは、大学の社工科を卒業後、オーストラリアに行って英文を学び、そしてイギリスで教育修士学位を習得しました。オーストラリアにいた時に法輪功に関連する資料を受け取ったことがありました。もっと多くの内容を知りたいと興味を持ち始めました。1999年7.20は中国共産党が法輪功に対して理不尽に弾圧を始めたときで、ちょうど台湾に帰っていた周亮君さんは、ニュースの報道を見てまず、「これはきっと中国共産党が人を騙す策略で、これは一貫したやり方です」と思いました。しかし、同時に好奇心もあり、「中国共産党はどうして法輪功を弾圧するのでしょうか?」と思っていましたが、仕事が忙しかったため、さらなる探究はしませんでした。
法輪功の第5式功法を煉功する周亮君さん
 

 まるで枯れてしぼんだ花のよう

 会社の業務は多忙で緊張していて、周亮君さんは毎日12〜14時間働き続け、数年が過ぎて仕事は安定して成功した。しかし体の健康面では良くない影響を受けた。1年中ほとんど風邪ウイルスにやられた。さらに大学の時に交通事故に遭い、外傷がないため鬱血した部位を油断していたが、後に変化し始めた。太もも部分の筋肉が萎縮し、体の左右が不均衡になってしまった。さらに病院の検査で胸部の繊維嚢腫が発見され、乳癌になる可能性が高いと言われた。さらに婦人病などの病気が山ほど見つかった。

 周亮君さんはある時期、体全体の血色が悪く、枯れてしぼんだ花のようで、仕事で儲けた金はすべて診察用に使い果たした。鍼灸、温湿布などに通い、多くの時間を無駄にした。その時、人生は暗いと感じ、絶えず考えていた。「まさか若い私のこれからの時間はすべて病院での診察に使われるのだろうか?」この時やっと健康の重要さを認識して職業を変え、台北市文山コミュニティ大学で英文の教師を担当する事にした。そして、口腔癌の父と一緒に気功の病気治療法を探し始めた。

 大学の同僚は善良で思いやりがあったが、互いにあいさつをする習慣がなく、周さんはあまりなじめなかった。しかし、郷に入れば郷に従った。しばらく時が過ぎて、陳怡文さんという教師が来た。周さんは「新しく来た同僚はとても友好的で、朝顔を合わせると、いつも微笑んでおはようと言い、仕事が終わってもあいさつをして、時にはまたよろしくと言い、とても自然で親切だった」と語った。ある日、周さんは偶然に新しい同僚とすれ違った時、自分が気功をやっていると言うと、新しい同僚は自分は法輪功修煉者だと答えた。

 この事は周さんの好奇心を引き起こした。陳さんは法輪功を紹介し、説法の録音テープを貸してくれた。周さんは通勤時間を利用して、台北と基隆の往復時間に運転をしながら録音を聞いた。周さんは「第1講だけ聞いて、すぐ気に入って手放せなくなりました。とても私を惹きつけて、納得できなかった多くの疑問がわかり、まるである人が脈絡をすべて通じさせてくれたかのようで、体全体が心地よくなりました。これまでこんな事は経験したことがありません」と語った。

 線維化した筋肉に生命力が戻った

 陳さんは続々と大法の書籍を一冊一冊彼女に貸した。一冊ごとに周さんは気に入って手放せなくなり、いつも携帯して仕事の休み時間に読めるように備えていた。周亮君さんは「私はいつも夢中になって、すべての本を一通り読んだ時、内心にとても大きい衝撃を受けました。どうして早く出会えなかったのか、と。しかし、とても恥ずかしいのは、大法の良さを知りながら、私はまだ他の気功に執着し、離れがたく、ひとつの手は大法をつかんで、もうひとつの手は他の気功をつかんで放さず、二股をかけています」。

 周さんは、「『北米巡回説法』を読んだ後、やっと悟性が上がってきて、直ちに執着を放下して、第5式功法を学び、本当に大法の中で専念して修煉の道を歩もうと決めました」。今すでに2年余りが経ち、全身の痛みはかなり好転しました。体は軽く、心も楽しく、線維化した部位をおさえた時に痛いと感じ、筋肉に生命力が蘇ったと分かりました。以前、私はいつも家族が大法を受け入れたがらない事に腹が立っていましたが、自分が2つの気功を放さないことを考えると、家族がそれを認めるでしょうか? もしも私の悟性が早く上がってくれば、父も救われる希望があると考えました」と周亮君さんは語った。

 そのころ、母は父の病状を心配し、兄は偽の気功を練り、姉は主意識が自分を制御できず、よく錯乱状態になっていた。低収入、家族の問題など、周さんは毎日これらのことに手を焼き、その苦しみは言葉では言えないほどであった。「しかしとても不思議なのは、以前の私なら恐らくすでに精神崩壊していたでしょう。しかし、大法の理が私を導いて絶えず上昇させてくれ、こんなに多事な情況下でしたが意外にも気持ちが落ち着き、あの1年を過ごせました」と周さんは語った。現在、周さんの兄は本当の修煉にはまだ入っていないが、しかしすでに『転法輪』を読み始めたという。母も、いつも親友や隣近所に法輪功を薦めている。周さんはいつか彼らも自分のように幸運に法を得て、法輪大法の弟子になることを期待している。

 暗い隅にいた子供が模範生になった

 「真心の至る所、岩石も開く」という。周亮君さんは真・善・忍の理念に従って、学区の経営計画に参与し、英語授業の方式で区内の低収入家族の学童に道徳教育を教えている。周さんは「すべての子供はとても特殊な家庭背景とストーリーがあり、多くは事件を起こした子供で、恐らくあなた達がニュースで聞いているような家庭です。その全家族がこの地方の協力を受けています。それによって、コミュニティ教室のこれらの子供たちは、すべて私の子供のようになりました」と語った。

 最初はとても大変だったが、周さんは大法から与えられた知恵を用いながら子供達と付き合った。そして2年が経って転機が訪れた。亮君さんは「子供の行為はすべて変わり、非常に悪事を働いていた子供は成長してから、クラスの中で最優秀模範生になりました。親も子供に対してどうしたらよいか分からず悩んでいたのが、褒めるようになりました。彼らは皆自信をつけています」と話した。

 周さんは、2つの印象深い例を彼らと分かち合った。ちょうど反抗期の生徒がいて頭を痛めてどうしようもなかった。周さんはいつも彼と、真善忍の物語と法理を分かち合い、彼に大法の本を読ませた。ある日、彼は周さんに「先生、私はずっと刃物を持っています」と話した。どうしてと彼に聞くと、この生徒は「先生、あなたは私に忍を教えたではないですか? だから誰かが私をいじめる時、私は美術ナイフでテーブルを切って怒らないように我慢しているのです」と答えた。周さんは彼に、我慢する事は良いことだが、しかし角度を変えて考えてみると、もしテーブルに生命があるならば、それは痛いのではないか? ある意味でテーブルをいじめているのではないか? あなたはテーブルに徳をあげたことになるというと、彼は笑って、この生徒はもう美術ナイフを使わなくなった。

 彼は本当に耐えることができた。亮君さんはさらに彼に教えた。「あなたは柔道選手で、ある程度の武道家でもあるので闘争心が起こりやすいのです。もしこの心を取り除かないなら、このような事が何度もあなたの身に起こります」というと、生徒はある程度悟ったようで、この時から親に対する不満の言葉を口にしなくなった。その上、彼は母の家事を手伝い、家で最も利口な子供になり、彼は順調に高校のスポーツのクラスに合格した。

 大法が知恵を開き、私は真の道を見つけた 

 もう1人の生徒は、小さい頃からエジプトのピラミッドに対して特に興味を持っていた。周さんは師父の説法にあるピラミッドの関連部分を彼に聞かせたところ、彼は興味津々であった。周さんは彼と多くの真善忍の物語を分かち合った。また彼に大法の本を読ませた。生まれつき怠け癖がある生徒は『転法輪』を読み終わった後、すぐ電話をかけて周さんに「先生、なぜ私はこの本をもっと早く読まなかったのかと、今までの事を後悔しています」と言った。

 今、彼はすでに高校3年で、法輪功の短大青年学習会に参加し、修煉者と一緒に煉功し、法を学び、交流して、本当に大法の中で着実に修煉している。何日か前に彼は周さんに、ここ数日の精神状態はとても良く、深夜も眠くなく、起きて法を学べると言った。ある日、本の中で「時間を無駄にせず着実に修煉する」のいくつの字が浮かんできたのを見たという。2人はこれが師父の激励であることを知っている。

 一つ一つのことに、周さんは何度も大法が知恵を下さることを身をもって経験した。いつも面倒なことに遭った時、いつも静かな心で法を学んだ後で納得できた。まるで空から飛んで来た神筆のように新しいアイディアが閃いた。教案を計画するため、再び大学の教科書をめくると、以前は難しくて分かりにくかった理論がとても簡単であることに気づいた。甚だしきに至っては内容の不足や制限があるところを発見した。小さい時から私の一生は何をするのか? 私はここに来て何をするのか? まさかただ生まれて来て人生が終わるだけで死んでしまうのか? と思ってきたという。周さんは「大法を修煉してから、やっとこの世に来た目的があると知りました、多くのするべき事があって、同じく多くの衆生が待っています。大法は私の人生に対する見方を変え、私はすでに本当の家に帰る道を見つけました。修煉とはどういうことかを知り、大法は私の全てを再び生まれ変わらせました」と述べた。 

 2008年10月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/6/187168.html