日本明慧
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家庭の中で更に自分を緩めてはならない


文/中国山東省大法弟子

(明慧日本) 私は旧い大法弟子ですが、ずっと精進しておらず、常人の執着が多くて、事に遭うたびに内に向けて探すようにという師父の教えをよく行っていませんでした。職場などで人に接する時、自分は修煉者だから、修煉者の基準で自分を要求し、事に遭う度によく我慢するようにと自分に注意していますが、家に帰ると、気が緩んでしまいます。特に息子に対して、「真・善・忍」の基準で自分を律しませんでした。トラブルが起こると、いつも外に向けて求め、酷い場合には口も修めなかったのです。後でいつも後悔しましたが、しばらくすると、やはり元の木阿弥なのです。

  しかし、何日か前に起こったちょっとしたことで、やっと内に向けて探せるようになりました。その日の夜、子供は鼻が詰まったため、よく呼吸できず、寝てから、ひっきりなしに鼻を啜っていました。鼻をよく洗ったらと私が言うと、いや、大丈夫だと返事しました。しかし、後でまた啜るので、私は機嫌が悪くなり、「よく鼻を洗いなさい。そんな音がしていては皆が眠れないじゃないの、うるさくて」と不満を言いました。それを聞いて、子供はすぐ起きて、洗面所へ鼻を洗いに行きました。ところが、戻って来てから、治るどころか、もっと酷くなったのです。呼吸する時でさえも笛を吹くような音を立て、しきりに咳き込んでいました。

  それは邪悪の妨害だと気づきましたが、自分の執着と関係があるとは悟りませんでした。「すぐ起きて、法輪大法は素晴らしいと唱えなさい」と子供に向かって言いましたが、自分はやはり横になったまま、寝ようとしました。暫く経ってから、彼に全然好転の気配がなく、目を開けると、真っ暗な中で子供が足を組んで正念を発しているのが見えました。私は直ちに悟りました。それは私のせいです。私のいろいろな良くない心、例えば、外に向けて探す心、他人に寛容でない心、怠惰、恨みなどの心を持っていたため、邪悪に隙に付け入られたのです。私がうるさい、眠りの邪魔だと思っていたので、邪悪が子供の症状を重くさせ、もっと私を邪魔したのです。息子はこのようなことに遭ったら、発正念をすることを知っているのに、私はただ寝ようとしました。本当にわが子にも及びません。

  そこで、私はすぐ起きて、内に向けて探し、これらの私心を取り除き、それから、自分の空間場にある自分を邪魔するすべての邪悪な生命と要素を取り除くように正念を発しました。そうすると、数分後に、子供はずっと良くなりました。私は息子を横たわらせ、心を込めて謝りました。その日の夜、体から汚いものが排出された夢を見ました。師父が体をきれいにしてくださったと分かりました。

  一世一世に頭に染み込んだ常人の観念がとても重いため、気が緩むと、正念がなくなり、それらの考えを本当の自分と思ってしまうのです。特に家族が皆修煉者という環境だと、毎日一緒に生活しているので、トラブルが起こると、往々にして法に基づいて考えるのではなく、常人の理で考えてしまうのです。

  このことを通して、内に向けて探せるようになりました。それ以後、いつでもどんなことに遭っても、常に自分は修煉者であると自覚し、たとえ一番親しい家族といる時でさえも、気を緩めないように自分を更に厳しく律しなければならないと思いました。

  次元に限られた認識ですが、間違いがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。

  2008年10月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/14/185857.html