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新唐人テレビ、ユーテルサット社の株主総会会場前で記者会見(写真)


文/黎仲

(明慧日本)2008年10月8日午後、新唐人テレビ局とその支持者達はフランス・カーン市(Caen)のユーテルサット社株主総会の会場前で記者会見を開き、当会社に中国大陸への新唐人テレビ局放送の再開を強く要求した。記者会見は会議参加者達の関心を引き起こした。

新唐人テレビ局はユーテルサット社株主総会の会場前で記者会見を開催

会議場の窓からもよく見える大型の横断幕

新唐人テレビ局の取材を受けるユーテルサット社の株主

ユーテルサット社の株主達に真相を説明


新唐人の代表を取材メディア

 6月16日、ユーテルサット社(以下ユ社)は中国共産党の圧力を受け、「電源供給に異常をきたした」の理由で新唐人テレビ局のアジア地域への通信を中断して、すでに4カ月経過した。10月8日午後、新唐人テレビ局と支持者達はフランスのノルマンディー州・カーン市のユ社の株主会議場の外で記者会見を開き、中国大陸への通信の回復を強く要求した。新唐人の支持者達は同社総裁のビレッタ氏が経済的利益のために報道の自由を犠牲にして、新唐人の中国向け通信を切断したことを、今大会に参加したユ社の株主、ノルマンディー州の各大手メディア、カーン市の市民に伝えた。 

  新唐人のフランス記者クラブはユ社の株主達に新唐人を助けて、総裁のベレッタ氏を促し、中国共産党の独裁政権に屈しないように、直ちに新唐人の中国への放送が回復するよう呼びかけた。希望の声国際放送局のヨーロッパ代表も記者会見で発言し、中国国民に対する自由なメディアの重要性を詳しく述べた。中国の人々は制限のない、真実な情報を求めており、新唐人テレビ局はまさに現在中国大陸の人々に真実の情報を提供する唯一のテレビ局であり、ユ社に中断される前、新唐人テレビは中国大陸で約5千万の視聴者を有していた。

 夕方、出席する株主達は次から次へと入場する前に新唐人の通信中断事件の特別号を受け取り、事件の経緯を質問した。株主の会議場の外に掲げられた大量の人目を引く横断幕は、会議に出席した250人以上の株主や通過車両にはっきりと見えた。多くの株主は、メディアの自由を支持するために力の限り新唐人を支援すると表明した。

株主のアイジェン・ワンルビチ氏

 アイジェン・ワンルビチ氏は、報道の自由は民主の基本であり、中国共産党の独裁政権をよく知っているので、このようなニュースを見ても驚かないと表明した。彼は中国の人々が真の報道の自由を享受できるよう望んでいる。

株主のジャーピエル・カイウィス氏

 ジャーピエル・カイウィス氏は、新唐人の立場を残念に思い、フランスの政界、議員に相談して新唐人を支援すると表明した。

 ある匿名の株主は、中国共産党の行為を嫌悪した。共産党政権は独裁政権であり、自分たちだけの存在を許すもので、ユ社の事件からみると、中国共産党は好ましくないものは取り除くかあるいは隠蔽するということが分かると言った。

 80代の新唐人視聴者の励明宏さんは「私は大陸の視聴者がすべて新唐人テレビの報道を見ることができるよう望んでいる。大陸の同胞がすべて真相を知ることを期待している」と述べた。

  フランス国家テレビ第3チャンネルのノルマンディーテレビ、フランスラジオ放送局のノルマンディー局、フランス西部の最大手の『フランス西部新聞』、フランス語のキリスト教ラジオ放送局などのメディアは記者会見に参加し、詳しく新唐人の代表を取材した。フランス国家テレビ第3チャンネルのノルマンディーテレビは当日夜のニュースで今回の記者会見を報道した。

  2008年10月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/12/187581.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/10/13/101464.html