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湖北省武漢市:傅少珍さんに間もなく不法判決が下される

(明慧日本)湖北省武漢市の法輪功修煉者で、香港住民の張萍さんの母親・傅少珍さんは、去年の末に湖北省の警官に不法に連行されてからすでに10カ月が経ち、湖北当局は今月末までに傅少珍さんに対して判決を下すという。

  香港にいる娘の張萍さんは、国内外の正義ある人々に強力な救援を呼びかけ、母親が早く無罪で釈放されるよう努力している。

  65歳の傅少珍さんは、武漢市の定年になった会計士で、2007年12月25日の夜に法輪功の真相資料を配ったとき、湖北市の共同防衛員に強制連行された。以来、不法に湖北省武漢市東西湖区二支溝の第一女子留置場に拘禁され、迫害されている。

  張萍さんと武漢の家族は、何度も公安局や留置場や関連部門に電話をして、傅少珍さんの釈放を求めた。しかし、中国共産党はずっと拒絶して面会もいっさい拒み、家族は今もなお、傅少珍さんが留置場で迫害されている状況を把握することができないままだ。しかし、いつも留置場は家族に対して、お金を持参することや留置場のいわゆる「転向」に協力するように言っている。

  傅少珍さんが不法に連行されてから、張萍さんは香港で救援活動を展開し、その中で中国聯合弁公室の前で釈放を要求した。湖北当局は彼女の家族に、彼女が香港で公然と母親の救援活動をしないように圧力をかけた。オリンピックの前に、湖北省政府から2人の国安部門の人員を香港まで派遣して張萍さんを探し当てて、オリンピックの後で釈放するという理由で彼女が救援活動をやめるように「説得」したが、その後、今回の話はなかったと言い、今月末までに母を公然と審判すると言った。

  張萍さんは憤慨して、「彼らはまず、オリンピックの後で釈放すると言って私を騙した。母親の救援活動をしないようにということは、彼らの悪行が暴かれることを恐れたからです。また司法のプロセスを踏むと言って、どうしても私の母に刑罰を下そうとしています。彼ら(中国共産党)は50歳を過ぎた老人すら見逃さず、本当に恥ずかしいと思います」と語った。

  傅少珍さんは、1995年に法輪功を始める前は病気だらけで、腰痛や子宮筋腫、神経衰弱がを患っていた。一番深刻だったのは結腸内の腫れの病気で、三度にわたって大手術をした。この種の病気は武漢市では3例しかなく、2人はすでに死亡している。しかし、傅少珍さんは法輪功を修煉してからすべての病気がいつの間にかなくなった。法輪功の不思議さをますます感じて、新しい命を与えてもらった傅少珍さんは法輪功を堅持して修煉するようになり、真・善・忍の教えに従って努めて良い人になろうとした。中国共産党が法輪を迫害し始めてから、彼女は確固として迫害を排斥し、回りの人に法輪功が迫害された真相の自らの経歴を述べたことで、何度も中国共産党に不法に拘禁された。

  張萍さんは、国内外の正義ある人々は共に迫害されている母親に関心を持つように呼びかけ、「中国共産党の法輪功に対する迫害が凄まじい状況の中で、私と家族はたいへん母親の安否を心配しています」と語った。

 明慧ネットの不完全な統計によると、1999年7.20以来の9年間で、民間のルートから伝わった消息によれば、すでに3194人が迫害で死亡した。迫害され死に至った人の平均年齢は44歳で、そのうち女性が50%を占めている。その他、オリンピック前に、中国共産党当局は1万人以上の法輪功修煉者を不法に連行した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年10月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/11/187487.html