日本明慧
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怖い人心、人をだめにする執着


文/中国大陸大法弟子

(明慧日本)2008年7月7日昼の11時半ごろ、私は警官に戸をこじ開けられて強制連行され、留置場に入れられたあと、労働教養所に送られました。その間私は11日間絶食しました。健康診断が不合格のため、労働教養所に拒絶され、家に戻りました。このすべては皆慈悲深い師父が守ってくださったおかげなのです。

  戻ってきてから、私は大法を良く学び、正念を発し、邪悪に付け入られた隙がどこにあったのかと内に向けて探すようにしました。自分の漏れを良く直し、師父の要求されたとおり修め、早く向上するように、それから、同修の皆さんも私の教訓を戒めに回り道を歩かないように、思いついたことを下記のように整理しました。

  一、同修が不法に捕まったり、拘禁されたり、刑罰を下されたりするのを見ると、師父の要求されたとおり、同修を手伝い、救援するようにするのではなく、同修の不足を指摘するばかりで、無意識にもし私がこんなことに遭ったら、どのように対処するかと考えてしまうことで、それは実は難を求めることになるのです。その結果、邪悪に隙に乗じられ、大法にも自分にも損失をもたらしてしまいました。

  二、自分の意見を固持し、自分を実証し、他人の短所だけを見て、長所を見ませんでした。何かについて論議する時、こうしてはだめ、ああしてはだめと独断で結論を下し、恰も自分だけが一番よく知っているようで、同修は私の言葉にショックを受け、倒れてしまったことが2回もあるのに、私はまだ悟らず、普通に言っているのにどうしてあんなに反応が激しいのだろうかと不思議に思い、自分の言葉で同修が酷く傷ついたとは思いませんでした。

  三、他人がやりたくないことを無理矢理押し付けていました。ある修煉者はとても豊かですが、彼女がお金を故郷に寄付したと聞いて、お金は大法のことに使うほうがよいと彼女に勧めました。後で彼女もお金を大法に使うべきだと認識するようになりました。あるプロジェクトにお金が必要であると聞いて、私は彼女を尋ね、2万元を出してほしいと言いました。後でその修煉者はしぶしぶ1万元を出しました。またある時、私は1人の同修を連れて、彼女のところへ行って、お金を出してほしいと言い、またしぶしぶ4千元を出しました。後で聞いたのですが、その同修は非常に不満に思ったようです。そして、別にそのお金を出したくないのではなくて、私の態度にとても不満を抱いていたらしいのです。今分かったのですが、その時私はただ大法のためにお金を出すのは本人にとってはよいことであると考えるばかりで、別に相手の身になって考えなかったのです。

  今回不法につかまってから、健康診断が不合格であるため、また派出所に連れ戻されました。家に帰らなければならない、彼らに迫害されてはいけないと私は思いました。しかし、何時間待っても、結論が出てこなかったのです。そこで、私は心の中で「師父、私のどこがいけないのでしょうか」と聞きました。そうする、こんな光景が頭に浮かんできました。ある年取った同修は目が悪いのですが、いつも私のところで資料を受け取ってから、他の同修に配っています。他の同修が行かないと、自分で資料を全部配らなければなりません。目が悪いため、資料を配る時にいつも壁にぶつかったりしているのです。もうそんなに多く渡さないようにと他の同修に何度も注意されたにも拘らず、私は全然聞かず、やはり資料をたくさん渡していたのです。同修の状況を全然配慮せず、とても悪かったと今分かるようになり、とても恥ずかしく思いました。

  それを悟ったところへ、警察がやってきて、私を釈放しました。

  四、同修がせっかく出してくれたお金を大事にせず、金遣いがとても荒く、それほど必要でないものでも多目に買ってしまっていました。資料をたくさん作ってしまったら、他の同修の状況を考えず、いつも無理矢理たくさん押し付けてしまいました。

  五、発正念を重視していませんでした。ここ数年来、正念を発する時、目を閉じると、すぐうとうとし、立掌が倒れたり、蓮花手印が一つになったりしました。同修に何度も注意されましたが、やはり直りませんでした。それから、夜12時の発正念はほとんどただそこに座ったままうとうとし、全然正念を発していませんでした。今私は重視するようになり、目を開けたまま正念を発するようにしました。そうしたら、昔と比べて効果がずっと良くなりました。

  以上述べた良くない心のほかに、またたくさんの良くない心があります。これらの人心を取り除いていないため、今度の魔難を招いたのだと思います。私は96年に法を得た旧い弟子ですが、これらの心はとっくに取り除くべきです。しかし、昔はただそれらの人心が良くないと認識しているだけで、自ら進んで取り除きませんでした。今思い出すと、恥ずかしくてたまりません。これからは必ず師父の要求されたようによく心性を修め、早く向上するように努力していきたいです。

  2008年10月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/9/22/186321.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/10/3/101172.html