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上海提籃橋刑務所、法輪功修煉者への迫害を隠蔽

(明慧日本)悪名高い上海提籃橋刑務所は、刑務所局長の喬利国、管理課長(女)の李永芳、5大隊の法輪功専制大隊の大隊長・欧利鋼の3人を主として、法輪功修煉者を残酷に迫害して「転向」を強制し、善良な人たちに信仰、真理を放棄させている。喬利国は上海の有名な周正毅訴訟事件絡みで停職処分を受け、欧利鋼は現在、他の刑務所に転勤し、今は李永芳だけが残り、依然として法輪功修煉者を苦しめている。

 少し前に、かつて李永芳が残酷に法輪功修煉者の江勇さんを迫害したと報道されたが、彼女は未だに「江勇を刑務所で死なせることはしない。しかし、江勇には毎日少しの食べものだけを与えて命を維持させ、毎日、何回も灌食用の管を出し入れして苦しめる」と自慢げに言っている。江勇さんは、中共当局の裁判所に8年の懲役刑を下された。江勇さん殴打され断食して抗議をする間に、一度命が危険に陥って刑務所の病院へ運ばれた。李永芳は、第一監区の大隊長とともに残酷に法輪功修煉者の呂金竜さんに暴力を振るって、呂金竜さんの腕を骨折させ、頭を10針あまり縫う大怪我をさせた。呂金竜さんの手が正常に動かないのは以前に酷使されたものだ。

 このような例は上海提籃橋刑務所の中でよく発生しており、現段階で提籃橋刑務所はまた「610弁公室」と結託して、最近の「オリンピック」の関係で、期限満了となった法輪功修煉者を家に帰さず、青浦の法制学校に移送して引き続き迫害を続けている。

 提籃橋刑務所は絶えず法輪功修煉者を迫害するとともに、拘禁された人の早く家に帰りたいという心理を利用して、普通の受刑者をも迫害している。2006年6月、2監区の 「青中」(法輪功迫害大隊の別名)の中隊長の竺、指導員の衛勇は、監視役の受刑者を育成訓練して能力を向上させるという名目で、「監視規則制度」を勉強させ、法輪功を歪曲するドキュメンタリーを見せて試験をし、もし不合格ならば2ポイントを差し引いた。提籃橋刑務所の中で2ポイントを差し引かれたら、減刑される機会がなくなる。監視役の受刑者らはすべていんちきだと知っているが、減刑になり早く家に帰りたい一心で本心に背いて嘘をつく。これは、受刑者らに大法への罪を犯させるに等しい。

 2007年末に中隊長の竺は浦東南匯刑務所へ転勤し、衛勇が2008年1月に青中を離れた。「青中」自体は2007年12月末に10監区に合併して、早期の法輪功修煉者以外に新たに法輪功修煉者を監禁していない。専制大隊も存在せず10大隊に編成された。しかし、中共の悪辣な警官らは法輪功修煉者への迫害を少しも緩めておらず、監区に移送して引き続き迫害している。

 2008年10月16日


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/9/187359.html