修煉者それぞれの物語
文/遼寧大法弟子
(明慧日本)大法の中で修煉する人たちには、みなそれぞれの物語があります。その中からたくさんの法理を悟ることができます。ここでいくつか例を挙げましょう。
1、燃えない真相資料
数年前のある日、何人かの同修が真相資料を配っているとき逮捕されました。近くに住んでいた同修は恐れる心から、自分の配り残した何枚かの真相資料をガスで燃やそうとしましたが、燃えるどころか焦げもしなかったのです。
彼女はさっと悟りました。真相資料は人を救う使命を持っているのに、どうして焼けるでしょうか? これは師父が自分に教えておられる、神聖な真相資料は常人の火では焼けない、私は神の道を歩いている修煉者として常人の逮捕をなぜ恐れるのかと思ったとき、その恐れる心は知らぬ間に消えていました。
2、口の歪みが治った
ある同修は毎日外に出て人を救い、真相を伝えることが出来ました。ところが、ある朝起きてみると口が歪んでいることに気付きました。同修は焦りました、こんな状態でどうやって外に出て人に真相を伝え救いに行くことができるでしょうか? そして何日も外に出ることなく、家で法を学び、正念を発しましたが、治りませんでした。
このことをある同修が知り、薬ではなく口の歪みを治せる民間療法を彼女に教えました。歪んでいる口の部位に酢を塗ると、1、2日で治るというのです。彼女は試してみようと台所から酢の瓶を持ってきて蓋を開けようとしたら突然、瓶は地面に落ちて壊れてしまいました。
いかなることにも偶然はないのです。酢は確かに薬ではありませんが、民間の処方薬として口の歪みを治療すれば、口の歪みが病気だということを承認したことになるのではありませんか? 修煉者は病気にかかりません。私はこれを病気にして、しかも真相を伝えず、人を救いに行かないことは、邪悪に隙に乗じられたのではないでしょうか? 真剣にそう考えた彼女は人心を捨て、普通どおり外に出て真相を伝えに行きました。すると何日かして、口は正常に回復しました。
3、忘れた電話番号を思い出す
60代の成おじさんは、修煉前は記憶力が悪く忘れっぽいので、何かあったらいつもメモをしていました。成おじさんは大法を修煉した後、徐々に記憶が悪いという観念を消し、自分に智慧を下さるよう師父にお願いしました。同修の安全のためにあらゆる大法に関することと同修の電話番号は全部頭の中に覚えました。同修の電話番号は1回教えられただけで間違いなく覚えました。
ある日、1人の同修が携帯番号を変えたので、「成おじさん、忘れないようにメモしてください」といいました。成おじさんは「一度教えてもらったから覚えました」といってメモをしませんでした。
長い間経って、成おじさんは用事があって急いでその同修を探す必要があり、公衆電話で電話をしようとしたとき、どうしてもその同修の電話番号を思い出せなかったのです。成おじさんはすぐに冷静になって、私は常人のときには年を取って記憶力が衰えていたので、電話番号を忘れてもいいのですが、今は修煉する神として、覚えられない理はないはずです。しかも今は大法に関する大事なことがあり、同修の協力が必要です。いかなる邪悪も解体しなければならないと心からこの一念が生じたとたん、その思いだせなかった携帯番号がはっきりと彼の目の前に現れました。電話をするとその同修は「あなたの記憶は本当に良いですね。こんなに長い時間が経っていたのに、私の携帯番号を正しく覚えていましたね」と言いました。
4、一念の違い
60代の同修は毎年夏になると、背中に汗疹が出ます、常人のとき彼女は汗疹粉を使い、治っていました。
今年の夏、この老年の同修の背中にまた汗疹が出てきました。彼女は夫に汗疹粉を買ってきてもらい、その夜寝る前につけ、翌日には汗疹が消えると思っていましたが、朝になって見ると背中全体が真っ赤で、汗疹だらけになっていました。
夫婦は原因を探し始めました。汗疹を病気だと思って、薬で治そうとしたのは修煉者として間違いだったのではないかと思ってすぐに止めました。そうして3日目に汗疹は全部消えました。ひとりの修煉者にとって「一念の違い」が本当に違う結果を表しました。
2008年10月16日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/9/26/186602.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/10/14/101475.html)
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