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ベルギー議員:ユーテルサット社の行為は間違っている(写真)

(明慧日本)新唐人テレビ局および各地からの支持者は2008年10月9日、ベルギー・ブリュッセルの有名なシューマン広場で大規模な集会を行い、ユーテルサット社(ヨーロッパ通信衛星会社)が技術問題を口実に、新唐人と希望の声の大陸向けの放送信号を切断した事件にEUが関心を持つように呼びかけた。この事件の背後は中国共産党が経済的利益を使って、ユーテルサット社を脅したり利益で誘惑し、報道の自由を封鎖したものである。ヨーロッパの一部の法輪功修煉者は今回の活動に参加して、新唐人テレビ局が中国共産党の法輪功迫害に関する真相を報道することを支持した。
法輪功の迫害展示パネル
集会の現場
ベルギー議員のバート・ステース(Bart Staes)氏
ドイツ議員のヘルガ・ツルペル(Helga Tr pel)氏
スペイン議員のロメファ(Ral Romeva)氏
無国境記者団駐ヨーロッパ代表のバサイル(Olivier Basille)氏
通行人のアイリン氏は新聞の自由を支持
通行人のクリスティン氏:あなたたちのことは私たちのことだ
スコットランドの母と娘は中国共産党のニュース封鎖に反対
通行人は迫害の真相に関心を持つ
通行人は迫害の真相に関心を持つ
通行人は迫害の真相に関心を持つ
通行人は署名して反迫害を声援
通行人は署名して反迫害を声援


  記者会見にはヨーロッパ議会の数人の議員も参加した。ベルギーからのバート・ステース(Bart Staes)議員、ドイツのヘルガ・ツルペル(Helga Tr pel) EU議員 、スペインのラウール・ロメファ(Ral Romeva) 議員、スペインのデビット・ハンマーステン(David HAMMERSTEIN) 議員、そして新唐人テレビ局のスポークスマン・洪凱莉(Carrie Hung)氏、希望の声放送局スポークスマンの伊ワ氏、無国境記者団駐ヨーロッパ代表のオーリビル・バサイル(Olivier Basille)氏、ベルギー・チベットの友の主席のハーマンズ(Inge Hermans) 氏およびベルギーの一部の党派のメンバーたちがいた。

  記者会見で、集会の主催側の新唐人スポークスマン・洪凱莉氏は、ユーテルサット社が一方的に新唐人テレビ局の放送信号を切断した経緯について紹介した。彼女は最近、中国で発生した毒粉ミルク事件を例にして、これは一部の企業の道徳的問題ではなく、全体の工業システムと政府の腐敗によるもので、もし独立したマスコミの監督がなければ、すべての問題は事故が現れた時にしか発見されないと述べた。

  数カ月前から、ユーテルサット事件に関連する情報を自分のオフィシャルサイトに載せたベルギーのバート・ステース(Bart Staes) 議員は、ユーテルサット社の行為は間違っており、私たちはヨーロッパの一員として、ユーテルサット社にその行為を変えるように強制する義務があると語った。

  スペインのデビット・ハンマーステン(David HAMMERSTEIN) 議員は、「もし私たちEUが民主的な基本原則を守ることができなければ、中国で問題になるだけではなく、同じような問題が私たちのヨーロッパにも反映して来ることがあり得る」と指摘した。

  ドイツのヘルガ・ツルペル(Helga Tr pel) 議員は、EU議長国のフランスがユーテルサット社に新唐人の放送信号を回復することに圧力をかけるよう呼びかけた。

  国境なき記者団駐ヨーロッパ代表のオーリビル・バサイル(Olivier Basille)氏は、元々ヨーロッパの価値原則に従うべき会社はいったい何をしているのか、これは中国だけの問題ではなく、ヨーロッパ全体の問題でもある、と詰問した。

  ベルギー・チベットの友の会議長のハーマンズ(Inge Hermans) 氏は、新唐人はずっと迫害された人々および異見者のために発言しており、私たちは無条件に新唐人の放送信号を回復することを支持する、と強調した。

  シューマン広場は、金属で装飾したEU委員会のビルとEU理事会のビルの間の広々とした地にあり、集会の大型横断幕はビル内の執務員に極めてはっきりと見えた。横断幕には次のように書かれている。

 「ユーテルサットは中国共産党のメディアコントロールへの協力をやめよ」(Eutelsat, stop assisting Chinese regime’s media control)

 「新唐人、毒粉ミルク事件の真相を報道」(NTDTV reports truth of “poisoned milk” incidents)

 「国境なき記者団の実証、技術問題は口実、ユーテルサット社は中国共産党政府のメディアコントロールへの協力をやめよ」(Reporters without borders proves : “technical problems” is only an excuse. Eutelsat : stop assisting Chinese communist regime’s media control )

 「中国の視聴者:私たちはNTDTVが好き」(Chinese Audience : we love NYDTV)

 「法輪功修煉者に対する生体臓器狩りをやめよ」(中国語とフランス語)

 「留置場、労働教養所、刑務所は法輪功修煉者の拘禁を徹底的に終結せよ」(中国語とフランス語)

  スコットランドからきた母と娘は、イギリスですでに法輪功が中国で迫害されていることに関する状況を耳にしており、今日のように、これほど多くの人が立ち上がって、メディアが中国で発生した事を如実に報道することを支持するのはとても必要であると感じた。彼女はまた、今中国で発生している迫害をさらに多くの人に知ってもらい、共同で迫害を制止すべきだ、と表した。

  集会は朝9時から午後3時まで続き、昼食の時間になると、EUのビルの従業員たちの多くが出て来て、通行人もスピーカーの話に耳を傾けた。多くの人は真相資料を受け取り、どうしてユーテルサット社がこのようなことをしたのかを理解し、関心を持った。

  2008年10月16日


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/10/13/187634.html